中国の有毒食品図鑑(6)粉食類など編

http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
 ここでは、「大紀元時報―日本」の
「中国製食品による深刻な健康被害 ・驚愕の中国製有毒食品の実態(6)」
 http://jp.epochtimes.com/jp/2008/02/html/d82200.html
から、中国国内のネットで紹介された有毒食品の一部を紹介する。

     目次
     1  小麦粉
     2  饅頭
     3  インスタント麺
     4  麺類
     5  ビーフン  
     6  弁当
     7  鍋←?(食用油らしい)
     8  粉ミルク
     9  野菜
    10  モヤシ

1 毒小麦粉
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増白剤が添加されている小麦粉

饅頭やパンを作る真っ白な小麦粉には漂白剤と臭素酸カリウム(potassium bromated)が添加されている可能性がある。これらの添加物はヒトの中枢神経、血液及び腎臓にダメージを与える。漂白剤の主要成分は過酸化ベンゾイル(Benzoyl Peroxide)でこれは工業用酸化剤の一種だ。長い期間、過剰に摂取すれば肝臓、脾臓がダメージを受け、重症の場合死に至る。

 2 毒饅頭
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増白剤の使われた真っ白な饅頭

一部の商店では饅頭の色を白くするために34で記述した増白剤を使用しており、長期に摂取すれば肝、腎臓の機能に支障をきたし重症になれば発癌する。この他にも化学工業原料の硫黄で小麦粉の生地を蒸して大きく膨らませる業者もいる。蒸し上がったものはまっ白な「硫黄饅頭」で、亜硫酸ガスが直接吸収されている。高濃度の亜硫酸ガスが人体に与える危害は大きい。

 3 毒インスタント麺
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工業用染料スーダンレッドが検出されたインスタント麺

一部の小規模工場で地下溝油(廃油)を使用して揚げたインスタント麺、揚げ物食品には俗称「丙毒」と呼ばれるアクリルアミド(acrylamide)が含まれている。低濃度でも長期に接触し続けると眠気、情緒や記憶力の変化、幻覚やけいれんなどの症状や、末梢神経病、発汗や筋肉の無力等が現れる。あるインスタント麺の調味料には防腐剤としてソルビン酸カリウム(potassium sorbate)、色素、香料、サンセットイエロー(アゾ系のタール色素に分類される合成着色料)等の化学物質、老いた母豚や廃物、さらには死んだ豚の肉を煮込んだ物、或いは腐った野菜やトウガラシ、生姜、豆板醤を加えている。これらにはアフラトキシン(Aflatoxin:地上最強の天然発癌物質)やカビ類及び大量の亜硝酸塩が含まれており、体内に蓄積すれば癌や細胞の突然変異を発生させる。

 4 毒麺類
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賞味期限を延長したり麺の食感を変えるために悪質な麺類加工所は増白剤やミョウバンを加える以外に化学工業原料のホウ砂を添加する。ミョウバンには鉛が含まれ、大脳、腎臓、肝臓、脾臓などの器官に蓄積され易く健康に害を及ぼす。ホウ砂を過剰に摂取すると、各臓器に蓄積され、中毒を起こす。

 5 毒ビーフン、粉絲
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ロンガリットが検出された粉絲

不法業者は暴利を貪るため、食用にできない古米を加工してビーフンを作る。増白、防腐及び粘性を増すため、加工時にロンガリットを加える。ロンガリットは主に漂白染色に使用されており、もしこれが含まれているビーフンなどを食べると過敏症、腸を刺激、食中毒、発癌等が引き起こされる。古米にはそれ自体にアフラトキシンが含まれているのだが、さらにロンガリットの作用まで加わるのだから、毒の上に毒を加えている食品と言えるだろう。

 6 毒弁当
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有害成分が検出されたパック
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方解石の粉  ↑:この写真は、この記事では意味不明

 多くの工場では、コストを抑えるために捨てられたプラスチックを利用して使い捨てのファーストフード用容器に加工する。その過程で工業用パラフィンとタルカムパウダー、色素等の添加を禁じられている化学材料を使用。体内に入れば消化不良、結石及び肝機能に問題が起き、重症の場合は発癌する。この他に、悪質な工場ではゴミ集積地で拾ってきた死んだ鶏、魚などを低価格で仕入れ、肉を弁当のおかずとして調理する。また、質の悪い油と各種のカビが生えた物、有毒な材料を食材として使用している。

 7 毒鍋
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多くの悪質な経営者はパラフィンを鍋底にしている。これらの工業用パラフィンは高温で溶け出し、容易に発癌性のある炭化水素類化合物を作り出す。またある業者は地溝油、汚水油などの廃油を使い、さらにコスト節約と味を濃くする為にこれらの鍋底の油は常に使い回されているため、大量の微生物を容易に生みだし、疾病を広め易い。同時に消化器官、肝臓、腎臓を傷つけ発癌性物質を作り出している。
食用油の代わりに、工業用パラフィンを使う悪質な業者がいる」という意味らしい。
 8 毒粉ミルク
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毒粉ミルク

低品質の粉ミルクの中に含まれるたんぱく質量は極めて少なく、乳幼児の発育のために必要な栄養が不足している。たんぱく質含有量の低い粉ミルクを長期間飲み続けた乳児は深刻な栄養不良に陥り、四肢が短く変化し、身体は弱く、頭部が明らかに大きく変形する大頭症にかかり、同時に抵抗力不足のために外部からの細菌の攻撃を受けると造血能力が阻害され、内臓機能が衰え、免疫力低下などの症状が現れる。ひとたび病気にかかると治すことが難しくなってしまう。

 9 毒野菜
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 一部の野菜栽培農家は野菜を栽培する時に毒性の高い農薬を使用するため、野菜に劇毒が残留してしまう。また、ある不法生産者は生産、貯蔵、経営の過程で各種ホルモン、増熟剤、増紅剤などの化学助長薬及び保存料などを大量に混ぜ込み人体に深刻な影響を及ぼしている。

 10 毒モヤシ

 現在市場で販売されているモヤシのほとんどが根なしで、これらの白くふっくらとして瑞々しいモヤシは全て、保存料(チオ硫酸ナトリウム)、膨張剤、漂白剤、防腐剤などの各種ホルモン剤を使用し栽培した速成モヤシだ。チオ硫酸ナトリウムは工業用漂白剤で視力、肝臓や胃腸に影響し、長期間摂取すると様々な癌細胞を作り出す。また、膨張剤は多くの混合物や人体に有害な微量元素を含みやはり長期間の摂取は危険だ。
 
(翻訳・坂本、編集・月川) (08/02/05 11:16)