【馬渕睦夫】 先祖との向き合い方
馬渕睦夫『和の国の明日を造る』 第61回
「夏休み特別編 第二回:先祖との向き合い方」
放送【2017年8月23日(水)20:00〜21:00】
3:10 オープニングトーク
4:18 第二回 夏休みの過ごし方
先祖との向き合い方
共同宗教と個人宗教が共存しているのが、
日本の宗教のあり方だった(田中英道)。
共同宗教 神道
個人宗教 仏教
10:45 中断
12:02 再開
元来、先祖供養は神道が行っていたが、後から入って来た仏教
がこれを受け持つようになった。
キリスト教を布教に来たザビエルが突き当たったのが、
「先祖供養」だった。
芥川の切支丹ものに「おぎん」という作品がある。
日本にキリスト教が広まらなかった理由を、端的に指摘している。
日本人には、「先祖と共に生きている」という信仰がある。
これは、太古の昔から現在に続いている。
「私たちの命は、ご先祖様からいただいたもの」
という考え方である。
靖国神社に祀られている英霊が、死してなお私たちを守っている
という受け止め方もある。
「先祖供養」とは、命をいただいた先祖に感謝するという素直な
気持ちであろう。
28:14 おわり