「『日本は原爆で降伏した』のではなかった」 知らされたアメリカ人の反応


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「【海外の反応】パンドラの憂鬱」
の 2016/08/06 23:00 の記事に

米国「俺達が教わった歴史は嘘だった」 原爆投下の真実にアメリカ人から様々な声
という記事があります。
内容が興味深いので、ここに抜粋を紹介します。

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米国「俺達が教わった歴史は嘘だった」 原爆投下の真実にアメリカ人から様々な声
今回は、オリバー・ストーン氏とピーター・カズニック氏が、
共同でロサンゼルス・タイムズ紙に寄稿した、
「広島への原爆投下は世界を変えたが、戦争を終結させてはいない」
というタイトルの記事からです。

早速ですが、以下が記事の要点になります。

ほとんどのアメリカ人は、原爆投下が戦争を終わらせたため、
 原爆を使用したことは正当であったと教えられてきた。
 この誤った主張は、今でも高校の歴史教科書に記載されている。

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真珠湾をだまし討ちの奇襲攻撃したから、
その報復として
日本は原爆を落とされて破壊されたのだ

と主張するアメリカのマンガ。
これは当時のアメリカ人に広く行き渡った
ルーズベルト政権が広めた公式見解だった。

ところが、
ルーズベルト政権は、
真珠湾」のずっと以前から日本を挑発し、
戦争をしたがっていた。「まさか・・?、そんな事は初めて聞いた!」と言う人もいるだろう。教科書やマスコミなど、戦後日本の指導層はアメリカのカイライで、アメリカに都合の悪い事は書けなかったのである(入力者)。https://blogs.yahoo.co.jp/tatsuya11147/56679685.html

トルーマン大統領は、広島への原爆投下に狂喜し、
 「アメリカの歴史上最も偉大な瞬間だ」と口にした。
 しかし、米軍の指導者たちは、彼の熱狂を共有しなかった。

ドワイト・アイゼンハワー元大統領、ダグラス・マッカーサー元帥など、
 当時の8人の元帥のうち7人が、原爆投下は軍事的に不要であったし、
 人道的に非難されるべきものであったと主張している。

・合衆国陸海軍最高司令官(大統領)付参謀長だったリーヒ氏は回顧録に、
「日本は既に敗北を悟り、降伏する準備ができていた。
 この野蛮な爆弾を投下した事は無意味であった」と記している。
 マッカーサー氏はフーバー元大統領に対して、
 「皇室の維持を認めれば、日本は進んで降伏する事になる」と進言していた。

太平洋戦を終わらせたのは広島と長崎への原爆投下ではない。
 日本を降伏へと動かしたのは、1945年8月8日深夜に始まった、
 
 ソ連軍の満州やその他の日本の植民地(樺太・千島 これらは、植民地ではない)への侵攻である。

・残虐で非人道的であった両都市への原爆の投下は、
 即時降伏に関して、日本の首脳部の決断に大きな影響を与えなかった。
 既にアメリカは日本の100以上の都市を破壊していたのだ。

・河辺虎四郎中将は後に米国の尋問に対してこう語った。
 「広島や長崎の惨状が知れ渡るようになるのには時間を要した。
  (「新型爆弾」が原爆であるのは、日本では少数の専門家だけに分かることで、威力については未知数 
  だった。事実、進駐してきた米軍も、「治療」といつわって「威力」のデータを集めた)
  しかし、ソ連の参戦は、即座に大きな衝撃を与えた」

鈴木貫太郎元首相は、日本が即時降伏せざるを得なかった理由として、
 ソ連満州、朝鮮、樺太だけでなく、北海道にも来るだろう。
  そうなれば日本(政府)(統治機構)根本を壊すことになってしまう。
  アメリカと交渉出来るうちに(日本政府が機能しているうちに)話をまとめなければならない」と語った。
 日本の上層部はまた、皇室の存続という日本の最優先事項に関して、
 ソ連が厳しい対応をしてくることを知っており、それを恐れていた。

ソ連の侵攻により日本の敗戦が決定的になることを、
 連合国側の諜報機関は上層部に報告していた。
 トルーマンもそのことを理解していたが、なお原爆の投下を決断した。


以上になります。
米国の方々から様々な意見が寄せられていましたので、一部をご紹介します。
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■ 僕らは学校に通っている間ずっと嘘を教わり、
  真実とは真逆の世界観や方法論を刷り込まれていたのか。
 +6

   ■ 2発目の原爆投下によって日本が交渉の席に着いたんだと思ってた。
     それは間違っていたんだろうか?
 +1

■ 記事を読んですごく安心した。
  俺たちはやっと教わってきた歴史を正当化する必要がなくなった。
 +1

■ オバマは日本を訪問した時に謝罪するべきだった!
  もし米国が謝ることがあるとすれば、原爆投下だろうに。
  それからネイティブアメリカンの虐殺や奴隷制度も……。
  とにかく、オバマが日本で謝罪しなかったことが信じられない。

■ つまり俺たちが教わった歴史は嘘だったわけだ。
 +6 アメリ

■ 11歳の頃から原爆投下に関する本を読んで、調べて、議論してきた。
  今までの知識は何だったんだろう……。
  みんなにもこの記事を読むことをお勧めしたい。
 +2

■ いいや違う。ナガサキへの原爆投下が戦争を終わらせたんだ。 +2

■ とても興味深かった。アメリカは歴史修正がお上手な事で。 +2

■ 俺たちは粗暴な気質を持ってるなとしみじみ思ったよ。

■ 原爆投下についてくだらない屁理屈を言ってる人はこの記事を読んでくれ。
  原爆が戦争を終わらせたという嘘が暴かれたんだ。 
+2

■ この記事は間違ってる。
  原爆は本土を攻める事で失われたであろう多くの米兵の命を救ったんだ。
  ……歴史修正主義者のオリバー・ストーンらしいな……。 
+62

■ 忘れちゃいけない……。
  軍事施設じゃなくて、市民が暮らしてる街に原爆を投下したんだ。
  そんなのは戦争じゃないだろ。
 +2
 
■ アメリカ(大陸)を発見したのはコロンブス
  こんな嘘もいまだに学校で教えられてるしね。
 +1
 
■ 興味深いアプローチだね。
  それにしても、新しい情報を認められない偏狭な人間が相変わらずいるな。
  悲しいかな、ほとんどの人がそういうタイプなんだけどね。
 +5

■ 高校で教わったことは間違っていた。
  「ソ連の参戦が戦争を終わらせることを知っていたのにもかかわらず、
   トルーマンは原爆の投下を決めた」 
+3

■ 新たな視点から歴史を見る事が出来るようになって、本当に良かったよ。


年配の方は「原爆投下は必要だった」として、記事に否定的。
一方で若い方は違う視点を提示したこの記事を支持する方が多く、
年代によって反応がはっきりと分かれていました。
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私のコメント
 この記事には、オリバー・ストーンの関連動画がついています。今回の記事には、適正な位置に張りつけられなかったので、割愛しました。また、
米国「俺達が教わった歴史は嘘だった」 原爆投下の真実にアメリカ人から様々な声 
の記事画面の下方には、「アメリカ人の意見」に対する「日本人の意見」が1000コメント述べられています。
 ザッと読んで注目されたコメントに以下のようなものがありました。
92
アメリカ人は愚かすぎる。
原爆投下だけじゃなく東京大空襲など地方の小さな都市まで日本中のほぼ全ての街への焼夷弾による絨毯爆撃で民間人を大虐○したのも、ナチスホロコーストと同じ犯罪なんだよ!
アメリカは自国の凶悪な戦争犯罪を謝罪しなさい!
[ 2016/08/06 23:44 ] 名無しさん  [ 編集 ]  
93
アメリカ人は、広島と長崎しか知らないんじゃないか?
日本の多数の都市が空襲され10万人以上の一般市民が死んだのを知らないとしか思えない。
[ 2016/08/06 23:45 ] 名無しさん [ 編集

アメリカ陸軍航空隊は、「空軍」としての独立昇格を目指していたが、米軍の中では海軍や海兵隊にガキ扱いでバカにされていた。独立昇格を果たすには、なんとしても「戦果」を挙げなくてはならない。そこで新任のカーチス・ルメイは、「ハーグ陸戦協定」違反の「皆殺し作戦」に踏み切った。兵隊ではない後方の「老人や女子供」を殺戮して、日本人の戦意をくじこうとしたのである。この戦争犯罪を、米軍上層部は黙認した。戦後、ルメイの功なってアメリカ陸軍航空隊は1947年9月に「空軍」に昇格した。
アメリカ空軍 - Wikipedia
米軍は、あのインディアン戦争と同じやり方を、日本に対してつい先頃
1940年代に実行したのである。
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       ウンデッド・ニーの虐殺


あんたの先祖らは、インディアン戦争をやったんかね?

106
大半の人間が生まれる前のことなのに、まるで見てきたみたいだなw
[ 2016/08/06 23:51 ] 名無しさん [ 編集 ]
121
時間はかかると思うけど、先の大戦に関しての罪悪感はいずれ日米で逆転する。
管理人さんのコメントを見ると、アメリカでも年配の人が戦後の価値観を引きずっているようだから、日本でもアメリカでもその世代があの世に引き揚げるまでは待つ必要がありそうだ。
それまでは日本の若い世代はしっかりと勉強して、やがて来る歴史論争に堂々と立ち向かえるよう準備していないといけない。
それは白人によるアメリカ大陸の侵略から、日本への黒船来航にまで遡る大局的な流れを総括する歴史認識だ。
日本国内にはもうその潮流は生まれていると思う。
少しでも日本のお役に立てるよう勉強を積んでいきたい。
[ 2016/08/06 23:58 ] 名無しさん  [ 編集 ]
174
鯨の油を奪うために平和な日本に黒船がやってきて、
人種的偏見から差別を受け、挙げ句
戦争になるよう嵌められた。
原爆を落とされて、何もかもなくしてしまった。
その顛末を考えると虚無感に泣ける。

30年位前に初めて欧州に行ったが、
一般白人のたいして美しくないことに、気抜けしたw
この程度(失礼)の人達に、日本人は差別されてたのかと。
なんだかね。アホ臭いのか、バカバカしいのか。
[ 2016/08/07 00:22 ] 名無しさん [ 編集 ]
 日本の教育やマスコミに「白人コンプレックス」を植え付けられて来た日本人が、「白人優位の洗脳」にみずから気づいた実感が興味深い。
 日本軍パイロットだった人が、戦後に渡米した。街で物を買うと、売り子は釣り銭の計算に苦慮していた。この人は、こう思ったそうだ。
「釣り銭の計算もできない者の国に負けて悔しい・・・」

186
エノラゲイの搭乗員は15人
そのうちの7人がユダヤ
機長もユダヤ
[ 2016/08/07 00:29 ] ななし [ 編集 ]
231
今はまだアメリカの覇権の時代だからこんなもん
だが覇権の座から蹴り落とされたとき
人類史上初めて核を使用した悪の鬼畜国家として
歴史に書かれちゃうんだな
[ 2016/08/07 00:56 ] 名無しさん  [ 編集 ]

 鈴木博之氏は、学徒出陣で昭和20年1月に東京で陸軍に入隊し、7月に広島に配属された。8月6日は、爆心地から4~5Kmの宇品で被爆した。翌日から、軍命令で広島市内へ市民の救援に入った。
 広島城か或いは県庁の近くであったろうか、ビルの入り口で倒れていた泥にまみれ汗にまみれ、そして汚物にまみれた負傷した二人の若い女性から
「兵隊さん。私はもう駄目です。何とかこの仇(かたき)を取って下さい
と言われた。

 その後の戦後は、マスコミ・教育界によって、冒頭の碑文ばかりが有名にされた。
   「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」

 元記事のコメント欄を読むと、コメントを書き込む世代は被爆世代から1~3代あとの世代になるはずだが、かなりの程度に被爆世代の苦衷を理解・保持していることが分かる。

 そのうち、こういう悪い冗談を言えるようになるのが望ましい。

俺たち日本人は、アメリカに原爆を2個落とせる「権利」を持っているんだぜ(WW.

これでも、東京だけで一晩に10万人以上が焼き殺された67都市への無差別絨毯爆撃は割り引いての話なんだがね。

追記
宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成30年(2018年)8月8日(水曜日) 通巻第5781号より

(読者の声4) 鳥居民氏のアメリカ合衆国大統領ハリー・トルーマン国務長官ジェームズ・バーンズの二人は、原爆の威力を実証するために手持ちの二発の原爆を日本の二つの都市に投下し終えるまで意図的に日本を降伏させなかった」という主張、推論については、私はほぼ正しいと思います。
 ルーズベルトによる、日米開戦前の「“陰謀」については、最近、かなり開明が進んできているように思います。
ルーズベルトが、開戦前に、日本をしばらくの間 Babying (あやす、手玉に取る)しておくと述べたことはよく知られていますが、鳥居氏の推論が正しいとすれば、終戦時もやはりトルーマンに手玉にとられていたことになります。
 淵田美津雄氏は、その自伝の中で、トルーマンが笑いながら「真珠湾奇襲は両者有罪(both guilty) だ。いまに史実として明らかになるだろう」と語ったことを述べています(淵田美津雄『真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝』講談社、2007年)。
しばしば、原爆投下の正当化理由して真珠湾奇襲問題が挙げられることもあることを考え合わせると、このトルーマンのことばは、かなり意味深長なものとなるのではないかと思います。

1941年7月23日、ルーズベルトは「J.B. No.355(統合参謀本部355号)」計画にOKサインを署名した。これは、米軍機を国民党(中国)軍機に偽装して中国大陸から日本へ飛ばし、東京・横浜・名古屋・大阪・北九州を9月~10月に奇襲先制爆撃する計画だった。ところが、ヒトラーに苦戦するチャーチルから「爆撃機を貸してくれ」と頼まれ、そちらに爆撃機を回している内に12月8日の日本の真珠湾攻撃に先を越されてしまったのである。ルーズベルト東條英機とでは、どちらが「卑怯なだまし討ち」を企図したのであろうか?(入力者)。https://blogs.yahoo.co.jp/tatsuya11147/54486757.html

 なお、7月末頃のトルーマン日記には、(公開を前提として)しらじらしいきれいごとが述べられているようですが、トルーマンが、原爆投下について、ケモノと接するときは相手をケモノとして扱わねばならない」と語ったということは、よく知られています。
日米戦争の原因は、アメリカ白人キリスト教徒の人種差別意識が大きな要素を占めていた。これについては、現在ではすっかり隠蔽されている(入力者)。
 上記の鳥居民説については、半藤一利氏のように、その推理の実証性を否定する論者もおられます(半藤一利他『占領下日本』筑摩書房、2009年)。しかしながら、開戦についてのルーズベルト陰謀説にしてもそうですが、この種の事項の核心については、関係者が口外しないことはもちろんのこと、メモ等に残すこともないでしょうから、直接的証拠の存在を期待することはほとんど不能であって、間接証拠、状況証拠に基づく推理、推測になるのはやむを得ないことではないでしょうか。

 なお、淵田氏は、8月5日まで広島市内に滞在していながら、東京(海軍総隊司令部)からの電話で、5日中に関西に出頭するように指示されたことから偶然に被爆死を免れたことを述べています。
これはいかにも出来過ぎの話であって(関西への出張はたいした用件ではなかった)、日本側も、相当程度、広島への原爆投下を予測していたのではないかと私は推測します。
 いずれにせよ米国による無差別大量虐殺、人体実験の対象とされながら「過ちは二度と繰り返しませんから」などという不思議な文言を記念碑に書き込む日本人のおめでたさには恥ずかしくなるほかない。
私はマッカーサーが日本人を12歳の少年と評したことにも怒る資格もないように思います。
                                                       (CAM)