2019-05-01 【河添恵子】 台湾海峡危機の可能性 中国の問題 #アジア情勢 ノンフィクション作家・河添恵子 #13-3★台湾海峡危機の可能性(2019/6/4は天安門事件30周年) 林原チャンネル 収録:2019年2月20日 時間:17分 2019/04/28 に公開 2019年は御代もかわり令和時代到来。世界も激動するという予測がある中で、河添恵子氏はいかに世界を見ているのか?最も有事勃発の可能性の高い場所として、台湾海峡についてお話頂きました。 <目次的な!> <今後の台湾情勢について> ・有事が起こる可能性の高い場所→台湾海峡(前回は1996年) ・北朝鮮へのアタックは無いとみている ・米国が台湾にこだわる理由 ・台湾の半導体企業の動向 ・半導体を設計するのは米国であり中国だが、製造しているのは台湾の企業 ・台湾が中国に組み込まれると、半導体製造の技術は中国共産党のものになる ・それを絶対的にアメリカは許さない ・半導体技術を得れば中国の軍拡が進む ・台湾を巡る米中の争い ・台湾の軍隊を誰が動かすか? ・中国共産党の人民解放軍の一部になってしまうことを拒む台湾の人々も多くいる ・AIT(米国在台湾協会)の新庁舎落成式が 2018年6月に行われた 米政府代表としてロイス国務次官補(教育・文化担当)が出席 ※ロイス氏は「台湾旅行法」の共同提案者の一人 ・動きがある可能性は6月 ・2019年6月4日は 天安門事件(1989年)からちょうど30年である ・あり得る話 反習近平一派のクーデター 裏では反チャイナのグローバル陣営からの支援あり ・中国の軍拡が大きくなる前に米国は叩きたい <30年毎に変わる世界> ベルリンの壁崩壊は1989年11月10日 (こちらも今年で30年) ・為替相場の変動にも注意 Q. 台湾の半導体企業は、中国共産党ベッタリではないのでしょうか? ・ホンハイの会長(テリー・ゴウ/郭台銘 氏)も典型的な外省人 台湾の国民党から総統選に立候補を表明 支持率急上昇!?(2019年4月17日表明) ・習近平は1985年-2002年頃は福建省の役人だった ・福建省は台湾との繋がりが深い Q:台湾が 国民党に政権が変わった場合状況は変わりますか? ・政権交代したら台湾はどうなる? (台湾総統選挙は2020年1月に実施予定) ・中国は昔から台湾攻略に手をあぐねている(情報が通り過ぎる社会のため?) ・蔡英文政権は台湾独立を言わなくなったため、人気・支持率に陰り ・台湾は「現状維持」が98% 完全な独立はしていなくとも、中国とは別のパスポートがあり、中国共産党に統治されていない、という状態が現状 Q.しかし中国が撃ってくれないと、米国も何もできないと思うのですが・・・ ・戦争を始めるのは誰? ・戦争の仕掛け、発火点は、後から見ても誰にもわからないことは歴史上よくあること(当事者の裏の裏に仕掛け人がいる) ・台湾を中国に取られないこと、それを心から願っています。 ===================