尾崎喜八の紀行文集に『山の絵本』という本がある。 もう、だいぶ古い本である。 その中に、こんな話があった。 ちょうど今ぐらいの新緑の季節に、友人と山登りに行くのである。 山小屋に泊まった翌朝の会話である。 「昨晩は、ジュウイチがずいぶんよく鳴い…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。