中国の有毒食品図鑑(2)果物編

http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
 ここでは、「大紀元時報―日本」の
「中国製食品による深刻な健康被害・驚愕の中国製有毒食品の実態(2)」
 http://jp.epochtimes.com/jp/2008/02/html/d99475.html
から、中国国内のネットで紹介された有毒食品の一部を紹介する。

目次(有毒果物)
    A  モモ
    B  マンゴー
    C  ナシ
    D  バナナ
    E  スイカ
    F  ブドウ
    G  カキ
    H  ナツメ
    I  龍眼
    J  ライチ
    K  ミカン
    L  リンゴ


 有毒果物

 有毒果物の多くはその範囲や量を超えた化学薬剤が使用され、健康を脅かしている。防虫のため劇物農薬を過度に撒いたり、熟していない時に催熟剤として2-クロロエチルホスホン酸(ethephon)を使用する。これは果実の成熟を10日早めることが出来るそうだ。小さな果物にはホルモンや膨張剤を、甘くないものには甘味料を使用する。これらの事は現在中国の果物に普遍的に存在する現象である。これらの化学物質及び色素、化学調味料、アルコール等は健康に著しく害を及ぼし、また基準値を超えた農薬を使用した果物には有機リンが残留し、これにより神経機能が乱れ、重症の場合中毒死する。

 果物に含まれる重金属、亜硝酸塩の汚染は慢性累積中毒に属し、ガンや精神分裂症、骨軟化症等の多くの難病の原因の一つとなっている。膨張剤や催熟剤を使用すれば果物を大きく、早く熟させることができ、高値が付くが、人の命が危険にさらされてしまうのだ。

 さらに道徳心のない行為としては、尿の中に果物を漬け、重くて見た目を良くする。こうすることで価格は自然と上がっていくということだ。

 A 毒桃
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 熟していない桃には、焼ミョウバン(無水硫酸カリウムアルミニウム)、甘味料、アルコール等が加えられ、味や香りを整える。焼きミョウバンの主成分は硫酸アルミニウムで、長期間摂取し続けると骨質の増殖、記憶力減退、痴呆、皮膚の弾性低下及び皺の増加などの問題が現れる。水蜜桃は工業用クエン酸に浸すことで鮮やかな色にし、腐りにくくする。これらの残留した化学物質は神経系統を侵し、過敏性の疾病を誘発、ガンに至らしめる。白桃は硫黄で燻製されるため、二酸化硫も残留している。
(撮影:蘭捷/大紀元)

 B 毒マンゴー
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 青いマンゴーには防腐剤を過度に使用するという問題があり、人体に有害である。石灰を被せ黄色くしたマンゴーは、表の皮はきれいな黄色をしているが、食べてみるとマンゴーの味がしない。
(撮影:蘭捷/大紀元)

 C 毒梨
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 膨張剤、催熟剤によって熟させ、さらに漂白剤、着色料(黄色)を使用。漂白した後染色までする。処理過程で梨の味は薄くなり、時には違う味や腐った臭いがする。このような梨は短期間ですぐに腐ってしまう上、人体に有害である。

 D 毒バナナ

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 アンモニアや二酸化硫で熟させる。二酸化硫は神経系統に障害を起こさせ、肝機能にも影響する。これらのバナナは表の皮は黄色く柔らかだが、果肉は固く甘くもない。

 E 毒スイカ
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 基準値を超える催熟剤、膨張剤や劇物農薬が使用されている。民衆に甘くて赤いスイカを提供するため、販売者はスイカに甘味料と着色料を注射する。客に見破られないよう針はスイカのヘタに挿入する。このようにして跡も残さず、着色料を素早く浸みこませて消費者を安心させるが、人体にとって非常にダメージが大きい。

 F 毒ブドウ
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 熟していない青いブドウを焼きミョウバン希釈溶液に浸し、1,2日で紫色に変化させる。長期間の食用は人体に有害である。

 G 毒柿
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 生の柿には酵母や催熟剤を使用し熟させるが、甘味が大幅に減ってしまう。さらにヘタの部分に焼きミョウバンを使用し実を紅くさせる。これらの化学薬剤はすべて柿の中に残留し、有毒にしてしまう。

 H 毒ナツメ
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 化学染色剤での染色と工業用パラフィンでのツヤ出しをするため、有毒になってしまう。

 I 毒龍眼
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 硫酸を吹き付けるか酸性溶液に浸し、色を鮮やかにする。硫酸は強い腐食性を持つので、人の消化器官を傷つける。また、風邪を引きやすくなり、下痢およびひどい咳を起こす。

 J 毒ライチ
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 硫酸溶液に浸すか、或は焼きミョウバン水を吹き付け、色を鮮やかにする。これらの溶液は強酸性なので、手の皮が剥け、口に水泡ができ、胃腸がヤケドを起こす。鮮やかな紅色は目を誘うが、腐りやすくなっている。販売者はさらに硫黄で燻製するため、発生する二酸化硫は目やのどに強い刺激を与え、めまいや腹痛、下痢を引き起こす。また、二酸化硫は発ガン性もある。

 K 毒蜜柑
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 柑橘類は基準を超えた防腐剤が使用され、販売する時見た目を良くするため着色料を使用、工業用パラフィンで光沢をだす。工業用パラフィンには鉛、水銀、ヒ素等の重金属が含まれ、これらが浸みこんだ果肉を摂取すると、記憶力低下、貧血等の症状が現れる。

 L 毒リンゴ
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 膨張剤で大きくし、着色料で赤みを増し、防腐剤で鮮度を保つ。これらの化学物質は肝臓を傷つける。小売店はさらに工業用パラフィンを使用する。目的は水分保持と見た目を良くするためだが、人体には有害である。

(翻訳・坂本、編集・月川) (08/02/01 10:49)