日米戦争2

>我々は十年一日の如く…日本に嫌がらせをした。

アメリカ外交50年』ジョージ・ケナン著(1951年)

日下公人・伊藤貫、共著ーーー『自主防衛を急げ』・・・李白

第二章、〔日本はこの国際環境を生き残れるか〕
アングロ・サクソンといっても英米は同質ではない】
伊藤・・何度も言うようですが、日本にはいまだに、「アングロ・サクソンと手を結んでいれば大丈夫だ」、という単純な外交論を主張する人が大勢います。しかし、外交史のほんを読めば、一口で、「アンク゜ロ・サクソン外交」、といってもイギリスとアメリカではずいぶんちがうことに気づきます。
イギリス外交史の本を読んでいますと、1930年代にアメリカが日本に対して敵対的な政策を採るようになった時期、イギリスの政治家と外交官がアメリカを宥めようとしていたことに気づきます。

「なにもそこまで日本に意地悪する必要はないじゃないか」、とか
「もちろん満州事変はけしからぬことではあるが、欧米諸国がムキになって日本を処罰するほどの重要事でもない」、といった調子で、イギリス外務省はアメリカの反日外交を緩和しようとしていました。イギリス政府も当時の中国の排外ナショナリズムには手を焼いていたからです。
当時はアメリカもイギリスもフランスもオランダも、自国の勢力圏を持っていました。

イギリスの外務省は、「日本も大国なのだ。なぜ日本が東アジアで独自の勢力圏を持ってはいけないのか」、とアメリカの国務省に訊いています。でもホワイトハウスと米国務省はあからさまに親中反日でしたから、なんら聞く耳を持たなかった。

「いや、日本人には勢力圏を持たせない。イギリスが東アジアで日本の肩を持つつもりなら、われわれはヨーロッパにおいてイギリスの味方をしないぞ」、とイギリスを脅しつけています。そこでイギリスも対米説得を諦めて降りてしまった。この一事をとつても、イギリスには特別な反日感情はなかったことし明らかです。(ただし、特別な親日感情もなかった。)

イギリスと違ってアメリカには、日本に対して執念深い猜疑心と嫌悪感がありました。アメリカ外交には第一次世界大戦前野ーのタフト政権のころから、東アジアにおける日本の勢力圏構築をしつこく邪魔しようとする底意地の悪さがみられます。当時のアメリカは自国の勢力圏を西半球からフィリピンへと拡大していました。そして米国務省には、「ヨーロッパ諸国やロシアが独自の勢力圏を持つのは評価できるが、日本の勢力圏構築は我慢できない」、という日本にたいする鋭い津別意識がみられたのです。
残念ながらこの差別感情はいまでも続いており、「東アジアにおいて中国、ロシア、北朝鮮が日本をターゲットにする核ミサイルを持つことは黙認するが、日本にだけは核を持たせない」、というのがクリントン。ブッシュ、(息子)、オバマ政権の本音です。
すでに二回も核攻撃の犠牲になつた国だけは自主的な核を持たせない、と決めているアメリカ政府の、「公平さ」、はなかなかのものです。

もし現在の日本の同盟国がアメリカでなくイギリスならば、イギリスの外務省と国防省は、「一党独裁国家である中国、ロシア、北朝鮮が日本をターゲットとする核ミサイルを持っているのだから、日本が自主的な核抑止力を持つことは当然だ」、という公平な態度をとるでしょう。アメリカのように、「核攻撃の犠牲となった日本人にだけは、核抑止力を持たせない」、という態度をとるのは異常ですね。そしてそのような差別扱いを受けてもひたすら泣き寝入りして
何ら抗議しようとしない日本の、「対米隷従」、ぶりも異常です。「差別扱いされても抗議しない」、という態度は不道徳です)

※、連合軍最高司令官として無法な対日占領作戦を敢行したマッカーサーは、一九五一年五月一日アメリカ上院軍事外交委員会において次のような証言を行った。
 「日本は八千万に近い膨大な人口を抱え、それが四つの島の中にひしめいているのだということを理解していただかなくてはなりません。その半分近くが農業人口で、あとの半分が工業生産に従事していました。
 潜在的に、日本の擁する労働力は量的にも質的にも、私がこれまでに接したいづれにも劣らぬ優秀なものです。歴史上のどの時点においてか、日本の労働者は、人間は怠けている時より、働き、生産している時の方がより幸福なのだということ、つまり労働の尊厳と呼んでよいようなものを発見していたのです。
 これほど巨大な労働能力を持っているということは、彼らには何か働くための材料が必要だということを意味します。彼らは工場を建設し、労働力を有していました。しかし彼らは手を加えるべき原料を得ることができませんでした。
 日本は絹産業以外には、固有の産物はほとんど何も無いのです。彼らは綿が無い、羊毛が無い、石油の産出が無い、錫が無い、ゴムが無い。その他実に多くの原料が欠如している。そしてそれら一切のものがアジアの海域には存在していたのです。

 もしこれらの原料の供給を断ち切られたら、一千万から一千二百万の失業者が発生するであろうことを彼らは恐れていました。
したがって彼らが戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだったのです。」

この非常に重要な、マッカーサーの議会証言を、占領下、コミンテルン工作員、とも言うべき左翼、ケーテ゛ィスにより、徹底的に言論弾圧、思想検閲を受け、左傾した我が国のマスコミは、大きく取り上げるべきところを、殆ど報じませんでした。
以降、60年間、肝腎なことを国民に報じない、朝日、を始めとする、日本のマスメディアの、左翼変脳・偏向、体質は変わらず、むしろ酷くなる一方です。(代表的例、尖閣問題日の丸デモ)
2011/12/08(木) 12:21:02 | URL | 町工場の親方 #- [ 編集 ]

真珠湾攻撃70年 フーバー元大統領が批判
>>「ルーズベルトは、日本を対米戦争に追い込む陰謀を図った『狂気の男』」 フーバー元大統領が批判★

フーバーはマッカーサーに対し、日本との戦争は「対独戦に参戦する口実を欲しがっていた『狂気の男』の願望だった」と指摘。
在米日本資産の凍結など41年7月の経済制裁は「対独戦に参戦するため、日本を破滅的な戦争に引きずり込もうとしたものだ」と語ったという。産経新聞 2011.12.7 22:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111207/amr11120722410009-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111207/amr11120722410009-n2.htm

2011/12/08(木) 12:47:36 | URL | 皇室の方 #WV4V227M [ 編集 ]

つまり、三内丸山文明の特徴である栗林造林技術を天皇が保持していたと言う事から、天皇の出自が計れるのですよ。

HPアドレス以下
http://ameblo.jp/adgjmptw-214c/
2011/12/08(木) 13:57:46 | URL | みそ汁の具 紹介 #4clDIwr. [ 編集 ]

FD・ルーズベルトを「日本を戦争に巻き込むという陰謀を図った狂気の男」
とフーバー元大統領が辛辣に批判していた事実が、ようやく明らかになった。

2011年12月8日 木曜日


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GHQ焚書図書開封1~6巻西尾幹二

2011/12/08(木) 14:35:57 | URL |  紹介 #1tG9L7RA [ 編集 ]


真珠湾については明日書くそうです。
2011/12/08(木) 15:34:20 | URL | 拡散中 #bu/TLUm. [ 編集 ]

人種戦争
「人種主義戦争としての日米戦争」<シリーズ(コラム#3784、3786)>を読みました。
 
米国のエリートの間での人種主義について、より直接的な記述があったので、以下引用しときます・・・・・・

 『日本に激しい攻撃が加えられ、太平洋戦争がそのクライマックスに達しようとしたとき、この戦争が「占領」という結果をもたらすと予見できた者はほとんどいなかった。
アメリカの世論は、真珠湾攻撃に対する反発が依然強く、また反アジア的偏見を持つ世代の意見を反映して、日本を断固、壊滅することに賛同していた。
 1944年のギャラップ社の世論調査では、アメリカ市民の13%が、すべての日本人を根絶すべきだと考えていた。
 1945年の調査では市民の三分の一が「ヒロヒトを即座に処刑にすべし」と回答しており、そう回答しなかった者でも多くは、「ヒロヒトを戦犯として有罪とすべき」だとしていた。
 
アラバマ州選出民主党上院議員のリスター・ヒル(Lister Hill)はアメリカ軍に対し、「日本の中心部を炎で焼き尽くす」ようしきりに求め、
アリゾナ州選出民主党上院議員のアーネスト・マクファーランド(Ernest McFarlant)も「ジャップはアメリカを攻撃したことに対して、自らの血と、都市を灰塵に帰するという大きな代価をもって償うべし」と主張していた。
 悪名高き人種主義者である
ミシシッピー州選出民主党上院議員のセオドア・G・ビルボ(Theodore G,Bilbo)は、日本の降伏直後、ダグラス・マッカーサー元帥に対し、日本人全員に断種措置を講ずるよう促す手紙を書き送っていた。
 政策に影響力を持つ、国務・陸軍・海軍三省調整委員会(SWNCC)のある顧問は、「人種として日本人をほぼ完全に駆除」し、「日本の文明がほぼ残らぬよう」徹底的に日本を爆撃すべきだと提案していた。
 ローズヴェルト大統領の子息エリオット・ローズヴェルト(Eriot Roosevelt)が、前副大統領で、当時商務省長官であったヘンリー・A・ウォレス (Henry A,Wallace)に対して、「合衆国は日本の一般市民を約半数に減らすまで爆撃を続けるべきである」と発言している。
 自由の擁護者たるフランクリン・デラノ・ローズヴェルト(Franklin Delano Roosevelt)さえもが、従順な太平洋地域の島民と日本人との人種交配計画に興味を示した。ローズヴェルトスミソニアン協会の人類学者アールス・ホルドリッカ(Arles Hrdlicka)に対し、「強制的な人種改良によって、敵国人種の『原始的』知性や『蛮行』が根絶されよう」と語っていたのであった。

太田述正氏のブログ
http://blog.ohtan.net/archives/51989465.html#
2011/12/08(木) 16:50:47 | URL | 貼り付け #/zxWhHoI [ 編集 ]