「安倍談話2015」を西尾幹二が論評する

 「安倍談話2015」を、西尾幹二氏が論評しています。
その際、談話初期の以下の部分を特に問題としています。
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 世界を巻き込んだ第一次世界大戦を経て、民族自決の動きが広がり、それまでの植民地化にブレーキがかかりました。この戦争は、1,000万人もの戦死者を出す、悲惨な戦争でありました。人々は「平和」を強く願い、国際連盟を創設し、不戦条約を生み出しました。戦争自体を違法化する、新たな国際社会の潮流が生まれました。
 当初は、日本も足並みを揃えました。しかし、世界恐慌が発生し、欧米諸国が、植民地経済を巻き込んだ、経済のブロック化を進めると、日本経済は大きな打撃を受けました。その中で日本は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、力の行使によって解決しようと試みました。国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった。こうして、日本は、世界の大勢を見失っていきました。

  満州事変、そして国際連盟からの脱退日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっていった。進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行きました。

  そして70年前。日本は、敗戦しました
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12:40:一般的論評
19:16:本論はじめ
33:07:サワリのはじまり


30:36 :戦争を経済だけで説明するのは、あやまりではないか?
    20世紀は、4つのイデオロギーがぶつかった世紀である。それは、
    (1)ファシズム(独・仏・伊・スペイン・南米)
    (2)共産主義(露・中・ベトナムカンボジアキューバ
    (3)白人文明覇権思想(帝国主義)(米・英・仏・蘭・ベルギー)
    (4)アジア主義(日本)
     である。
    (1)~(3)は、フランス革命に発したキリスト教イデオロギー
    (4)は、防衛思想。
    第二次大戦は西欧の内戦(市民戦争)であり、それに参加しなければアジアの国家も存続でき     
39:00 なかった。
      


以下、工事中


52:00:結論
      ドイツは侵略戦争について戦争責任をとるつもりはない。
             日本はドイツのあおりを食らって、
      なんで日本がドイツ以上に不利な立場に立たされているのか・・・、
      安倍さんはそのことについて何も言っていない。

      第一次世界大戦から説き起こしておきながら、
    第二次世界大戦
       「日本の戦争は、ドイツの戦争とはちがう!」と、

      安倍さんはトコトン言わねばならならなかった
      これじゃあダメ、とてもダメ。
53:45:おわりに
      政治と外交と歴史はちがう。
      あのバカげた懇談会を容れたために・・・・、
      あれは奴隷思想ですからね、あの懇談会なんてのはね。
      あの北岡なんてとんでもないヤロウですからね。
      まあ、そんな話で・・・・。
54:40:終わり。