靖国神社とGHQ

ニュース女子』#71  
時間:60分
収録:2016年8月

①「靖国神社」        6:02~33;20
②「GHQは何をした?」 33:21~54:30

■出演
MC : 長谷川幸洋(東京中日新聞論説副主幹)
出演 : 西川史子(医師)
杉原杏璃(グラビアアイドル)
脊山麻理子フリーアナウンサー
武田邦彦(中部大学教授)
百田直樹(作家)
藤井厳喜(国際問題アナリスト)
末延吉正(ジャーナリスト)
須田慎一郎(ジャーナリスト)




私のコメント
今回は①「靖国神社」と②「GHQは何をした?」の二部に分けられていますが、重要な点は、WGIPの一点です。「とにかく、日本だけが悪かったのだ!」と言う刷り込みの上に「靖国問題」、「南京大虐殺」、「従軍慰安婦」、「改憲問題」が成り立っています。45:25~46:50,50:21~51:22あたりがポイントでしょう。
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左のマンガのように、「真珠湾の卑怯なだまし討ちをやったのだから、原爆を落とされても当然だ」というのは、アメリカのインチキ宣伝です。
 ルーズベルト政権は、「日本を英領インドや国家の態をなしていない中華民国と同等の経済レベルまで落とそうとして」、まず経済戦争をしかけました。これが、ABCD包囲網です。つまり、日本が近代国家として立ち行かなくさせる経済封鎖で兵糧攻めを行い、同時に支那大陸から東京などの主要都市を「日本の真珠湾攻撃以前に」米軍機で奇襲爆撃する計画を許可しています。これらは、すでにアメリカの公文書で公開されたものだから、ガセネタではありません。
アメリカのルーズベルト政権は、1941年7月の時点で、それまでに準備してきた対日戦に踏み切ったのです。だから、秋の日米交渉の不調やハル・ノートは、ルーズベルトにとっては既定路線でした。日本政府は、ギリギリまで開戦を避けるために交渉したのですから、悪くありません。

  44:26に、War Guilt Infomation Program (WGIP)ー戦争に対する罪悪感を日本人の心に植え付ける宣伝計画ーとして、3R,5D,3Sが挙げられています。しかし、WGIPの害悪の重要ポイントは「すべて日本が悪かったのだ!」という思い込み日本人に持たせたことです。

動画・『アメリカの正体をあばく(その1ロックフェラー)①』馬渕睦夫 AJER2014.4.18(3) https://www.youtube.com/watch?v=ecazJfegLBo
 のコメントに、以上の点について優れた解説があるので以下に紹介します。 
                          
アメリカの正体を暴くためには、同時に、戦後の日本の正体をも知っておく必要があります。戦後の日本人が世界を見る目とは、ある独特の体制の中で偏向されてはいないのか?と。
 今日、常に人権・人権と騒がれます、確かに人権は大切です。しかし、個人の人権を最優先にすれば我執あふれる剥き出しの個人主義になります。もちろんそこには国家など存立できません。 それが狙いの勢力が国内で蠢きます。国を弱体化させ、ある方向へと扇動することは昔から「第五列(本来味方であるはずの集団の中で敵方に味方する人々、つまり「スパイ」などの裏切り者)」の常套手段としてマスコミや教育界で行われてきました。
 ・・・戦後の日本も例外ではありません。今の日本はマスコミに扇動され嬉々として、その方向へと進みつつあります。つまり、無国籍で自身の顔を持たない打算的なコスモポリタン社会へと。この状態は、カモがネギを背負って鍋やコンロまで用意して待機している状態です。マスコミも教育者も、その様に国民を扇動しています。無理をして正直に、「日本を弱体化させ共産化革命を!」と叫ばなくても済むわけです。何故そんなことが密かに組織立って進められるのか?は、順に述べて行きたいと思います。
 残念ながら戦後は、信頼すべき教育者やマスコミは、日本人の為に存在していません。・・・その裏には何があるのかを知るべきだと思います。
 日本の戦後、つまり占領後には、ある恐ろしいGHQ占領政策があったのです。これが、ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム (War Guilt Information Program)と呼ばれるものです。
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━━国家という集団的アイデンティティーを日本人から奪い去れば日本は内部から弱体化できます。それを遂行する為には、日本軍=侵略=残虐非道、という 捏造の歴史!を国民の間に定着させることが必要不可欠でした。 

 ・・・戦後これは大成功しました。「GHQの日本人弱体化政策」ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム (War Guilt Information Program)とは、大東亜戦争(太平洋戦争)で アメリカは日本人が 我が身を捨ててまで祖国を守る愛国心に脅威や畏怖の念を抱きました。アメリカは日本人をこのままにしていたら、またもや彼らが興隆してアメリカに刃向うかもしれないと危惧したのです。 ・・・それをつぶす為には 日本人の精神を徹底的に弱体化させ、日本を自立させないために、自らの国を守る愛国心を嫌悪させる様に仕向けたのです。・・・これに利用されたのが「嘘の歴史観」であり、その嘘を吹聴して来た張本人がマスコミそして日教組や大学のコミンテルン教授達だったのです。
 日本を占領したGHQは早々、このWar Guilt Information Program.に着手しました。占領軍GHQ民間情報教育局(CIB)の本部が NHK内に設けられ、ニューディーラー(米国民主党系左翼アメリ共産党員。アメリカのレッド・パージ後、民主党に鞍替えした。ほとんどがユダヤ人である)が、それまでのNHK幹部を追放して、代わりに共産党員を積極採用しました。日本軍=侵略=残虐非道 と言う「嘘の歴史」を吹聴し、日本人に贖罪意識(罪悪感)を埋め込み、精神的に弱体化させ、自立させない様に国民を扇動し続けることでした。そのために必要なのは、マスコミ業界と教育組織だと考えたのです。そしてGHQは彼らに、地位や利権を与える代わりに、嘘の歴史を吹聴する様に命じたのです。
 <日教組の創設>ケーディス大佐や占領軍GHQ民間情報教育局(CIB)の役目として、GHQによる共産党員を主軸に編成した「日教組の創設の事実」など知っていましたか?
 教育界も同様、日教組GHQによって全国組織として誕生し配備されました、赤い思想の人々によって。 そしてこれも同じく、教員に地位や利権を与える代わりに、嘘の歴史を吹聴する様に命じたのです。 最高学府である日本全国の大学には、コミンテルン教授を配置しました。日本が独立した後も、GHQ占領政策(日本弱体化)は、共産主義者にとって 渡りに船でした。日本弱体化という点で、GHQ占領政策と 赤い思想の人々の思惑が一致したからです。教育界とマスコミ業界、つまり国民の情報源、これにGHQが着眼したのは大成功しました。
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 教育界では 小学校から大学まで、マスコミでは新聞や書籍の全てで実行されました。そしてGHQではなく日本人が日本人を洗脳する訳です、まさか国家規模の洗脳政策が日本人の手で実施されているとは知らず、庶民は無防備に信頼してきました。本来は国民に信頼されるべき、NHK朝日新聞GHQが定めたプレスコードに沿って洗脳政策を国民に実施して来た筆頭格です。
 GHQは、彼らに地位や利権を与え、その代わり捏造の歴史を吹聴する様に命じたのです。
 ・・・彼らは、この真実を、ひたすら隠します。恐らく今でも、学校やマスコミを無防備に信頼し、「日本軍=侵略=残虐非道」という歴史観を植え付けられ、それが長年に固定観念となり、自分の国に価値観を持てず、国を愛すことは、また侵略戦争をしかねない危険思想であり罪だ、と思ったまま暮らしてきた人は多いはずです。
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 戦争の真実、連合国やアメリカの思惑を、何も知らない純粋な子供達や一般庶民はGHQ占領軍による洗脳政策が、国家規模で行われたことを何も知らされず、平成の今も捏造の歴史に翻弄され、「日本軍=侵略=残虐非道」を信じている人は多いはずです。
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教育界とマスコミの扇動により、一億総左翼化(一億総反日化)の風潮が築かれて来たのです。
 今の日本は教育で日本の歴史を嫌悪させられ、そして、マスコミに扇動され嬉々として、その「日本人が日本を捨てるグローバル化」の方向へと進みつつあります。無国籍で自身の顔を持たない打算的なコスモポリタン社会へと。その時点で、日本人の亡国!は今や総仕上げの段階に入っています。
 ━━今私達は「国民であるのか?」が問われています。戦後の日本人に、独立主権国家の 「国民としての資格」が、知らされてこなかった、或は、学ばされてこなかったことが、今になってようやく問題化してきたのです。
  つまり、<戦後の教育界とマスコミ>国民の資格とは、「国民は自国を富ませ主権(国)を護る義務を負う!」ということです。ただ日本人に生まれただけでは、国民とは言い難いのです。 単なる日本国籍を持った人です。今や、グローバル主義・新自由経済によって、企業の納税額は日本国内よりも海外での納税の方が断然多くなっていますね、国内空洞化です、本末転倒です。企業経営者が国民の資格を持っていないからです。(亡国企業の乱立)国民の義務は、「勤労、納税、教育」だと学校で習ったと思いますが、そこに肝心な自分の国を護る という「国の護り!」が省かれて来たのです。 なぜだか勘の鋭い人はお分かりでしょう。この国民の義務が不完全なのは、アメリカの属国として日本が独立したからです。
 戦後の日本は、国も国民も共に自立できないまま経済復興をしてきたのです。そんな属国の中で、戦後の日本はアメリカの言いつけ通りに、贖罪を背負い委縮する様に教育者によって、「日本軍=侵略=残虐非道」を学ばされ、日本人が武器を持つと戦争が始まる!と教えられて来たからです。GHQ占領政策では、徹底的に「日本人を自立させない」占領政策を実行してきました。もし日本が自立し再びアメリカに刃向ってもらっては困るからです。その為にも「捏造の歴史」は必須だったわけです。その為に利用され、独立後は自ら亡国を仕立てて来たのが、マスコミと教育者だったのです。
 国家という集団的アイデンティティを日本人から奪い去れば日本は内部から弱体化できます。グローバリズムは国境の無い無国籍な思想です。 言い換えれば「亡国」です。亡国あるところに国や国民の繁栄はありません、個々での弱肉強食の世界があるだけです。
 <世界は腹黒い!>戦後の日本人が世界を見る目とは、戦後レジームが恣意的に選んだ情報を与えられる中で、思考が 平和なお花畑思考にされてはいないのか?と。しかし、世界の覇者は勝ち誇った強者であるが故の力の理論を展開します。日本人とは本質的に合い入れません。 ・・・実際に彼らはこう言います、劣っている国が殺されている時は、それは罪とは みなされるはずがないと。何故なら、さらに進歩している国が、より良い世界を構築する為の方法だからだと。
 この発想は世界の共産主義者やグローバル資本家の中に今も生きているようです。日本国内では、69年前に戦争が終わって平和な様に見えますか、本質的なところで世界の中での戦乱の渦中に何時巻き込まれるか分からないことを自覚するべきです。絶え間ない争い、それが人類の性(さが)なのでしょう。何処かの宗教団体や教育者の言う、世界平和!・・・現実には有り得ません。理想は理想、現実は現実です。 そして備えを怠った者への現実は極めて冷酷です。

 私達は、戦後レジームに侵された曲学阿世の輩が毀誉褒貶する中にあって、一喜一憂することなく日本国民であることを自覚し誇りにして生きてゆきましょう。

余談
インド国民軍創設の背景に日本の第五列組織『KAME』」
「マレー作戦『日本、完璧な諜報』 英秘密文書『最悪の降伏』分析」
 「マレー作戦にあたって、日本のインテリジェンス機関は十分に見事な働きをした」と、インテリジェンスの本家本元のイギリスが評価している。
 日本のインテリジェンスは日露戦争の時の明石元二郎を除いて、一般的にオソマツと言われて来た。しかし、これも日本人に自信を持たせないためのWGIPの一環ではないのか?
 日本でのインパール作戦の評価は、長い間負け戦と紹介されてきた。インドの独立は、ガンジーネルーなどの国民会議派の手柄と「日本では」言われてきた。しかし、イギリスもインドも、インパール作戦でインドに攻め込んだチャンドラ・ボースインド国民軍が大きな契機となったと評価している。「日本では」隠されてきたのだ。「インパール作戦の世界史的な意義」を日本人に解明して見せたのは、歴史学の教授ではなく、歴史にはシロウトの医者であった。
いかに「日本の歴史学会」がWGIPに汚染されているかが分かる。
 ノモンハン事変も、長い間、日本のボロ負けと言われてきた。曰わく「戦力の逐次投入がダメだったのだ」などと。
 しかし、近年はソ連軍が手ひどい損害を被ったと分かってきた。日本陸軍は動員兵力の割には、きわめて善戦していたことが分かってきたのだ。
 こういう例は、今後も出て来るにちがいない。

テレビの映像で二次大戦中の米軍・ソ連軍の例として、沖縄戦でロケット弾を速射するアメリカの駆逐艦やロケット弾を速射するソ連軍トラックがよく出てくる。こういうものを見せられると、無意識のうちに「こりゃ、とてもかなわんなあ」と思い込む。あれも、やはり「宣伝」だろう。特にソ連軍は、将校にも腕時計を持っていなかった者もいたそうで、ソ連の国力はそれほど大した物でもなかった。