「忘却は、罪である。」?
左の写真の下の説明:1941.12.8 真珠湾
右の写真の下の説明:1945.8.6 広島
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忘却は、罪である。
人間は過ちを犯す。しかし学ぶことができる。世界平和は、人間の宿題である。
宝島社
私は歯医者でこの新聞広告を見て、たまげてしまった。
今でもWGIPの東京裁判史観(日本悪玉論)に乗って、歴史戦を仕掛ける日本人がいることに・・・・。
この広告をそのまま読めば、こういうメッセージになる。
『真珠湾』をやったから、原爆を落とされたのだ。これを忘れるのは罪なのだぞ。
原爆は、真珠湾のように軍事施設を攻撃対象としていない。攻撃の目的は、民間人の殺傷である。
「真珠湾」は、日米戦争の「結果」であって、「原因」ではない。
1941年8月9日からルーズベルトとチャーチルはニューファンドランド島の沖合のアルジェンチアで会談を行った。チャーチルはルーズベルトに、アメリカがドイツに対して即刻宣戦を布告することを求めたが、ルーズベルトは国内世論の制約があったので、「まだ、それはできない」と答えた。しかし、「あと数カ月は、日本という赤児をあやすつもりだ」としばらく待つよう語って、チャーチルを喜ばせた。
原爆攻撃は戦争行為を逸脱した、人種差別の結果だった。
宝島社は、以前にもGHQの統治を賛同する広告を出している。
「自国を外国に明け渡して」、「いい国つくろう」もないもんだ。
これは、売国奴のセリフである。
今回の広告についての宝島社の言い分は、ここに載っている。
いろいろともっともらしく言いつくろっても、背景の写真が言葉の真意のありかを示している。
俺たちゃ、アメリカのカイライなのさ、と・・・(WW)。