近衛上奏文を語る  藤井厳喜・倉山満

全59分30秒
あらすじ
昭和11(1936)年の二・二六事件の始末で、皇道派が排除され、陸軍は統制派が握った。統制派にコミンテルンのスパイが入り込み、南進論をあおった。つまり、日本を英米と戦争させ、長期戦で敗戦させて、日本で革命を起こすのがスターリンのねらいだった。これを敗戦革命論という。
 これに気づいた近衛文麿が、昭和20(1945)年2月に昭和天皇に意見を述べたのが「近衛上奏文」である。その内容は、「早期終戦(敗戦)しないと、国体護持できない。このままでは敗戦革命が起きてしまう」だった。
近衛上奏文を真面目に捉えようとしないのが、半藤一利・保坂正康・秦郁彦の3Hである。(30:00まで)
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