天皇陛下の譲位問題への疑問

馬渕睦夫『和の国の明日を造る』  第46回
放送【2017年4月26日(水)20:00〜21:00】

ニュース解説
    2:43   はじまり
    5:23 トランプ政権100日の評価
     メディアの洗脳工作を見破るセンスが大切です。 
 10:31 フランスの大統領選挙
    メディアは、「ポピュリズム(ルペン) 対 反ポピュリズムマクロン)」   
     とあおっている。つまり、「マクロンに入れろ」と言っている。
     このメディアの姿勢は、アメリカの大統領選挙の時の報道と
     変わっていない。
 19:03 譲位問題の疑問
     今回の譲位問題にからめて、国体の破壊工作が行われている。
     御厨(みくりや)座長代理の発言は、「天皇と国民の分断」を
     ねらったものとして気をつけるべきだ。
     皇族減少への対策は、旧宮家皇籍復帰である。
     しかし、この議論を避けて女性宮家を論ずるのは、女性天皇
     よって国体を破壊する工作である。
     天皇の権威を支えているのは、国民である。
     それが君民一体ということである。
     天皇は、日本の伝統である。近代的な価値観で議論してはならな
     い。
     天皇の問題は、日本の国体の真髄に関わってくるのだ。
  34:59 おわり


・質疑の時間
 40:00  はじまり
  40:22   北朝鮮の有事について、米ロ共同作戦はあるか?
      ないだろう。
      いつ有事になるか?
      分からない。
      「アメリカは世界戦略のために、北朝鮮を温存してきた」。アメリカ 
      は、トランプになってそのやり方を変えた。北朝鮮は驚いたはず
      だ。
      朝鮮半島を理解する鍵は、1950年の朝鮮戦争にある。アメリカと   
      ソ連が協同して金日成に南進させたのが事実だ。ソ連安保理
      を欠席して国連軍を作るのに協力した。休戦協定に韓国は入っ
      ていない。
      有事の際、拉致被害者救出にどのような策があるのか?
      超法規的措置でやるしかない。国民は支持するだろう。国民の
      生命は、憲法より上にあるはずだ。法律は、後から付いて来る。
 49:00  仏・大統領選でメディア工作が強い。ルペンは当選できるか?
      ルペンの環境は厳しい。当選できないにしても、ルペンの票は伸
      びるだろう。
 51:27  安倍・プーチン会談の目的は?
      北朝鮮情勢が大きな話題になるだろう。トランプやプーチンと会
      談できる安倍が日本の首相であるのは、日本にとって幸運だ。
 53:18  プーチンが好きな人は工作員と思うが、馬渕氏は工作員か?
      私はプーチンが好きな訳ではない。「今の国際環境で日本はどう
      すべきか?」を考える時、私は「ロシアをもっと重視せよ」と言って
      いるのだ。
 55:08  国境をなくした結果、EU内で国家間の格差が広がったのはな
      ぜか?
      グローバリズムとは、「国境をなくそう」と言うことだ。世界がグ
      ローバル市場で統一されれば、ますます格差が広がる。市場を
      支配する人間が情報を独占しているので、他の人間はグローバ
      ル市場でカモにされ、負けて貧しくなるのだ。
 59:05  トランプはウオールストリート寄りになってきているが、鞍替えし
      たのか?
      していない。シリア空爆は、アメリカの国内対策である。
      つまり、「ウオールストリート(エスタブリッシュメント)・共和党主流
      派・ネオコン」対策である。
      ネオコンは、なぜ反ロシアか?
      ネオコンの先祖はロシア革命を起こし、ロシアから追われた。
      その復讐のために、ロシアを自分らの意のままにしようとしてロ
      シアを攻めている。
1:02:11  フランス革命ロシア革命を起こした勢力は、同じか?
      同じである。          
1:02:39  おわり