【馬渕睦夫】米露首脳会談から見えてきたこと

馬渕睦夫『和の国の明日を造る』  第55
放送【2017年7月12日(水)20:00〜21:00】

  0:25 オープニングトーク   
【第一部】テーマ:「米露首脳会談から見えてきたこと」
   0:36  はじまり
     オバマ時代、なぜISは破竹の勢いだったのか?
     アメリカは、ISを攻撃するフリをしてアサド軍を攻撃していた。
     ISは、外国がシリアに軍事介入する口実に使われて来た。
     2年前からロシアがまともにIS退治を始め、オバマは焦った。

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2015年11月
 まあしかし、ヨーロッパ文明の「隠された師匠」だった地中海沿岸のイスラム世界は、トルコを除けばすっかりボロボロにされてしまった。この怨みはなまなかなことでは消えないのではないか?

     トランプは、「ロシアと組んでISを退治しよう」と、立候補した。
     今回の会談で、「米露が共同してIS退治する」可能性が出てきた。

     世界は、フェイクニュースであふれている。
     G2とは米露で、米中ではない。

      フェイクであろうとなかろうと、もっともらしく見せて大衆の支持を
     得、世論に影響を与えることができればよいという時代なのであ
     る。
      しかし、それこそが実は、民主政治の本質であることを
     知らなければならないだろう佐伯啓思)。
 33:08 おわり

【第二部】続 質問祭り
 36:54 はじまり
 38:17 (36)鈴木宗男の「北方領土二島(歯舞・色丹)先行返還論」は、
      何らかの圧力があって「四島一括返還論」に変更されたのか?
 41:35 (37)アメリカがトランプ政権の今、日本はロシアと提携すべきと
      思うが、どうか?
 42:57 (38)トランプが3隻の空母を持ってきたねらいは、北朝鮮ではなく
      南シナ海の中国ではないのか?
      戦争の準備は、平時に進められる。
 45:19 (39)日本やアジアが中国に支配されそうで心配だ。
      日本を守るために、国民はどうすればよいのか?
      外国人の日本における不動産投資について、
      法律で規制すべきだ。 
 47:22 (40)安倍退陣後、中国は日本に攻勢をかけてくるのではないか?  
      安倍首相の世界戦略は、中国にとっては困る。中国が攻勢をか    
      けてくるまでに、日本は日ロ関係を安定させなければならない。
 49:00 (41)安倍総理の代わりになる人材はいるか?
 49:16 (42)皇室とユダヤ12支族とは、関係があるのか?
  50:20 (43)今の「国際主義者」のやり方は、イエスを十字架にかけるため
      に活動した「ユダヤの祭司長・律法学者」のやり方と似ている。
      関係はあるか?
          民衆を扇動して社会を混乱させ、まともな指導者を引きずり下ろ
      すのは、今でも行われている。
 51:59 (44)クシュナー氏を「宗教ユダヤ」と説明したが、
      「宗教ユダヤ」とは、改宗者のことか?
      ユダヤ社会も割れている。「宗教ユダヤ・民族ユダヤ」とは
      イスラエル国家を重視し、国際派ユダヤに対峙している。
 53:38 (45)次の世界大戦はエルサレムが戦場になると言われるが、
      本当か?
      聖書にはそう書いてある。ハルマゲドンとは、「メギドで起こる戦
     争」という意味。聖書の記述を忠実に起こそうとする勢力がいる。
 55:23 (46)AIが世界政府の大統領になる日がくるか?
 55:27 (47)国会は国益を論ずる場ではなくなりつつあり、マスコミも同様
      である。安倍総理には、憲法9条改正を実現する秘策があるの
      か?
      メディアの洗脳やフェイクニュースを、国民がどれだけ見破るか
      にかかっている。
 57:00 (48)安倍政権はバブル崩壊以前のような「景気上昇期における
      物価上昇」の方向に舵を切ることはできないのか?
      日本は、かつての日本的経営に戻るべきだ。
 58:35 (49)「岩盤規制」があるという。政府は、もっと自然体で政策を遂行
      できないのか?
1:00:51 (50)共産主義グローバリズムは、物欲の塊になった人間が、
       保身のために編み出した方便なのか?
       その通りだ。
       馬渕氏は、1917年の「ロシア革命初めて検証するつもりだ」
       と、述べている。
1:02:44 (51)ムーディーズがAIIBをトリプルAランクにしたのは、どんな裏
       があるのか?
       今年10月の共産党大会を乗り切るために、習近平が私企業の
       ムーディーズにカネを積んだのだろう。習近平が改選されれば
       下がるだろう。
1:04:00 (52)日本が、米国債を売れる日は来るのか?
1:04:27 (53)NHKが日本の有力企業の失敗や不祥事を嬉々として報道し
       ている。どう思うか?
       NHKだけではない。日本のメディアのほとんどがこうだ。
       メディアは誠に不勉強である。
1:06:30 (54)プーチン国家社会主義者と思うが、どうか?
       プーチンは、愛国者である。
1:07:34 (55)兵庫県知事選挙や都議会選挙は残念な結果に終わった。
       民主主義は科学を装った宗教のようなものと思うが、いかが
       か?
       民主主義は立派なものと洗脳されているが、民主主義の実態
       を知るべきだ。
1:08:24 (56)防衛大卒業生の任官拒否に対し、「学費を返せ」という意見が
       ある。どう思うか?
1:09:26 (57)フィリピンではドウテルテ大統領が戒厳令を出し、ISと戦闘状
       態にある。日本での報道が乏しいのはどういう訳か?  
       ドウテルテつぶしである。
1:09:58 (58)北朝鮮はワームビア氏を帰したり、ICBMを撃ったりと、アメリ
       カに攻撃されるのを期待しているのか?キム・ジョンウン政権
       をアメリカがツブした場合、その後の指導者はいるのか?
       北朝鮮を支援する勢力がある。
       その勢力が、トランプおろしをしている。
1:11:06 (59)プロパンガス供給業界で、ブローカーを使った客の取り合い
       が加熱している。国際金融資本と関係があるのか?
1:12:11 (60)タカタが倒産して中国企業の傘下に入るということは、アメリ
       企業と中国企業が結託しているからではないか?
1:12:56 (61)旧宮家復活を急ぎたい。国民はなにができるか?
       これは、今年から2020年までの重要問題になる。小堀桂一郎
       先生が「国民請願で皇室の藩屏再建(旧宮家の復活)を」と述べ
       ている。この方向が良いと考える。
       女性宮家擁立は、国体破壊工作だ。
1:15:00 (62)外国に興味のある子供に、親はどう対応すれば子供に語学
       力をつけさせられるか?
       まず、日本語をしっかり学ばせるのが大切だ。
       そうでないと、外国語も中途半端になる。
1:16:15 (63)「都民ファースト」が圧勝したが、この党はこの先どうなって
       行くのか?
1:17:10 (64)中国による日本の占拠を阻止するには、どのような方法があ
       るか?
1:18:14 (65)「先の戦争責任と、これからの負けない戦いにおける日本の
       進化について」意見を聞かせて下さい。
       日本に戦争を仕掛けてきたルーズベルト政権は、支那戦線で
       日本と蒋介石の国民党軍を戦わせ、両者共倒れの後に
       毛沢東を擁立してシナを赤化させた。中共に「漁夫の利」を
       得させることが、国際金融資本の目的だった。
1:20:27 (66)カストロカダフィチャベスフセインは、メディアに独裁者と呼
       ばれているが、それらの国民にとっての指導者としては、
       どうだったのか?
       キューバ国民は、キューバ革命で幸せになったのは事実だ。
1:22:49 (67)なぜ、メディアは「親中反日」なのか・
       メディア側に説明責任がある。
1:24:16 (68)イスラム教とユダヤ教は、宗派同士でも仲たがいしている。
       なぜ、こうも好戦的なのか?
       彼らは好戦的ではない。誰かが扇動している。個人の魂を磨く
       宗教と、それを政治的に利用することは分けるべきだが、
       宗教は政治的に利用されやすい。
1:26:03 (69)ロシアはGDPではけっして大国ではない。
       なぜ、それで米国と対等なのか?
       核戦力が対等だからである。
1:26:56 (70)どうしてもロシアには親しみを持てない。
       ソ連時代と現在のロシアとは、ちがう。
1:28:15 (71)「世界中の主なメディアは、すべてフランクフルト学派が支配し
       ている」と、トランプはなぜ直接言及しないのか?
       直接言及しないで、いかにアメリカや世界の人々に目覚めても
       らうかが、トランプの苦労しているところだ。ジェンダーフリー
       男女共同参画(男女同権)などは、フランクフルト学派が社会を
       破壊するために編み出した戦略なのだ。これを理解するだけ
       で、今の日本に起こっていることへの防衛力・自衛力になるは
       ずだ。
1:29:50 おわり