【関野通夫】WGIPの真相~ウォ-・ギルト・インフォメーション・プログラム
近現代史を学ぶ会 定例勉強会 関野通夫氏講演
「WGIPの真相」〜ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム〜
2017/8/5
動画は長いので、数回に分けて視聴できるように「時刻を入れて」編集しました。
4:30 なぜWGIPを取り上げるのか
13:45 東京裁判の実態(1)
15:35 東京裁判の実態(2)
19:14 WGIPとは何か
情報作戦(日本の過去をすべて否定)。
むしろ独立後の昭和後期からでてきた。
33(1958)年にBC級戦犯が、国会決議で全員の釈放が実現した。この決
争犯罪者の家族として扱われていた遺族にも遺族年金、弔慰金、扶助料
が支給されるようになった。
ところが、戦後日本の知識人は、戦前・戦中を批判することで自らの地
位を保全・強化し、日本の過去をすべて否定する論調が昭和後期(1970~
80年代)の日本をおおったのである。彼らが意識するかしないかに関わら
ず、戦後知識人は「アメリカの代官」を演じた。彼らが「敗戦利得者」であ
る。こういう流れが、日本人を自虐的に導いたのである。昭和57(1982)年
の教科書誤報事件 - Wikipedia)や平成26(2014)年の「朝日新聞による
GHQは国民の前に姿を現して直接指令したのではなく、日本政府やメディ
アをコントロールし、違反する者は罰した。日本政府や日本の報道機関・
出版界を通じたGHQの間接統治は、「国民が自分たちで選択した戦後の
政策だ」と錯覚させた。そういう効果をねらったのである。占領下でGHQが
事実、日本の戦後史は「占領下」と「独立後」を区別しようとはしない。占領
下で権力を握った敗戦利得者は、占領が終われば退場せざるを得ないか
らである。占領下で成立した現行憲法が命脈を保っているのも、同じ理由
だ(入力者)。
24:45 自虐思想の成立と発展
24:47 WGIPを理解するために必要な略語
WGIP:War Guilt Infomation Program 日本人に戦犯意識を刷り込むように
占領軍が計画・実行した情報戦略
SCAP/GHQ: Supreme Commander for Allied Powers/
General Headquarters 連合国最高司令官/総司令部
CIEまたはCI&E:Civil Information and Education Section 民間情報局
CIS: Civil Intelligens Section 民間諜報局
GHQの幕僚部の中の一部局。
G-2: 参謀第二部(参謀部: General Staff Sections)
民間情報検閲支隊を統括。
IMTFE: International Military Tribunal of the Far East 極東国際軍事裁判
(東京裁判)
CCD: Civil Censorship Detachment 民間情報検閲支隊
29:38 日本人洗脳工作の構造
31:30 日本人洗脳の道(1)
Ⅰ洗脳に必要な情報を日本人に与える
NHK・各新聞
Ⅱ日本人に知られたくない情報を日本人の目から隠す
Ⅲ四大教育指令
修身・歴史・地理の停止
復活したが、日本人が自由に書ける内容になっていない
Ⅳ日本国憲法による洗脳
日本国憲法自体が日本人を洗脳する道具になっている
「そこまで言って委員会」の田嶋陽子の発想・発言が好例
36:54 日本人洗脳の道(2)
30項目の報道規制(1)
38:19 30項目の報道規制(2)
23占領軍兵士と日本女性との交渉
米兵やオーストラリア兵が日本女性を強姦しても、報道を禁じた(入力者)。
39:54 30項目の報道規制(3)
41:00 世界情勢の変化とアメリカの政策の変化(年表)
43:01 アメリカの政策の変化(続)
43:57 CIE(民間情報教育局)に与えられた役割
1.日本人に与えたい情報を、各種メディアを使って日本人に与えること。
占領の初期から行われた。
る論)を、中和し解毒する方法を考え、日本のメディアに実行させるこ
と。これは、東京裁判が進行するにつれて付け加えられた。
これらは、GHQ上部からの指令によっている。
47:00 CIE関連文書の例(1)
CIE初代局長ケン・ダイクの名で出された文書(1945年12月21日)の冒頭
「下記情報計画は、戦犯容疑者の逮捕および裁判に関係して使用される」
A・B・C級戦争犯罪の定義や道徳的根拠を述べている。ただし、法理論的
根拠に触れていないのは注目すべきだ。東京裁判の法理論としての正当
性は主張できなかったのだ。
また、東京裁判開廷中に、日本のメディアに何を報道させるべきかも書か
れている。ここから生まれた放送番組には、「太平洋戦争史」、「真相はか
うだ」、「質問箱」などがある。
49:42 CIE関連文書の例(2)
1945年10月~1946年6月(一部1946年10月まで)の
していた。「原爆投下への非難」に対するカウンター・プロパガンダだろ
う。被害者30万人が、広島・長崎の死者数に釣り合う(入力者)。
50:59 CIE関連文書の例(3)
昭和23(1948)年、CIE発行の「参謀長のためのメモ」に、
「日本に自虐思想を永久的に残す」ことを言っている。
52:26 CIE関連文書の例(4)
連合国総司令部からの一般司令
「おまえら(日本人は)負けたんだぞ」としつこく繰り返す。
53:12 CIE関連文書の例(5)
「原爆投下は残虐行為だ」という意見への対策
正面から反論するとヤブヘビになるので、別の日本の犯罪を強調する。
57:38 アメリカが懸念したこと(CIE文書)
(1)「原爆投下は残虐行為である」という批判が日米で広がること。
対応策 1)正面から反論しない。むしろ、反発をよぶから。
への共感が広がること。
バターン死の行進など。現今では、これらはデマ宣伝であることが分かっ
ている(入力者)。
関連情報
講師 江崎道朗(評論家)
とき 9月29日(金曜)午後六時半
ところ 文京シビックセンター三階 シビックホール会議室1,2
参加費 千円(学生は500円)
予約 不要です。直接おみえ下さい。
主催 南京戦の真実を追究する会(会長 阿羅健一)
お問い合わせ FAX03−5275−2355
ところ 文京シビックセンター三階 シビックホール会議室1,2
参加費 千円(学生は500円)
予約 不要です。直接おみえ下さい。
主催 南京戦の真実を追究する会(会長 阿羅健一)
お問い合わせ FAX03−5275−2355
正当性に危惧を抱いていたのは興味深い。その対策は、「中和」
というゴマカシしかなかったと言う事も実に興味深い(入力者)。
58:07 旧約聖書の恐ろしい世界 日本人洗脳工作の裏にある思想
1:04:55 日本人洗脳工作の効果の具体例(1)
日本人に常識化したウソ
1. ポツダム宣言受諾で、日本は無条件降伏したというウソ
2.東京裁判にまつわるウソ
3.日本軍が、南京で大虐殺をしたというウソ
4.創始改名で朝鮮人の名を奪ったというウソ
1:08:11 狡猾なアメリカ人政治家 ー日本の主権についてー
1:12:51 日本人洗脳工作の効果の具体例(2)
5.日米戦は、真珠湾攻撃から始まったというウソ
7.日本はサンフランシスコ平和条約で、東京裁判を受け入れたというウソ
東大法学部がこう教えたから、舛添要一は「朝ナマ」でこう主張した。
1:13:30 日本人洗脳工作の効果の具体例(3)
8. 広島の原爆死没者慰霊碑に刻まれた文
1:14:01 日本人洗脳工作の効果の具体例(4)
9.「従軍慰安婦」は性奴隷だというウソ
(以下、日本人の言霊信仰ゆえに広まったウソ アメリカは関係なし)
1.国連は、公明正大な国際機関だというウソ
2.難民受け入れは人道的だというウソ
3.ヘイトスピーチ対策法は人権擁護の法だというウソ
1:14:07 日本人洗脳工作の効果の具体例(5)
(以下、日本政府主導のウソです)
1.日本は膨大な借金を抱えており、大変なことになるというウソ
2.除染基準1ミリシーベルトは科学的根拠があるというウソ
1:14:09 外国人の思考法と振る舞い(1)
1:16:51 外国人の思考法と振る舞い(2)
1:16:55 アメリカ人の二つのタイプ
1:18:26 洋楽の原詞と日本語の歌詞(過激なことの嫌いな日本人)
1:19:42 日本人洗脳の効果 自虐思想の蔓延
1:19:46 日本人の欠陥 論理性、法意識、語学力のなさ(1)
1:20:31 日本人の欠陥 論理性、法意識、語学力のなさ(2)
1:21:16 満洲事変以来の日本の行動は侵略だったか
ー国際法からの視点
1:21:17 自虐思想が形成され、伸長してきた要因
1.アメリカの大がかりで巧妙な洗脳工作
2.日本人の気質
3.東京裁判史観の学校や官庁での再生産
1:21:22 自虐思想の克服と脱却
結論
自虐史観で育った人も、遠からず死に絶える。希望を持って時が来るの
を待て。その間に、学校教育の改革に努めよう。教育は、結果が出るには
時間がかかる。変わり出すと、一気に変わる可能性がある。自虐思想の
隆盛も、同じプロセスだ。一般人の感覚は、すでに変わりだしている。
1:22:38 おわり