【伊藤貫】 激動する国際情勢の真実(2017/10/31)

【特別番組】伊藤貫・激動する国際情勢の真実[桜H29/10/31]  

19:40  日米関係の実情
    村田良平(2008)「村田良平回想録 (下)」ミネルバ書房
    ダレス国務長官のイギリス政府への説明
    「日米安保の実態は、日本を独立させないことにある。
    今回のSF講和条約日米安保で日本に与えるのは、名目的な独立である。
    実質的には、米軍が日本を占領する状態は変わっていない。」 

    2017年現在での米・国務省、CIA、国防省の対日政策
    日本に自主防衛能力は持たせない。
    1945年9月に決めたことと変わっていない。
    日米同盟とは、本当の同盟ではない。
    日米関係とは、アメリカ帝国と属領の関係に過ぎない。
    この属領は、自主防衛能力を永遠に禁止されているのだ。
26:00 北朝鮮が初めて核実験をしたとき、中川昭一が「日本は核を持つか、持たな
     いか、議論を始めなければならない」と言った。
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    この時、自民党の政治家は全員逃げたのだ。しかも、自民党の自称・右派が
    中川の足をひっぱった。自民党はキタナイ。中川の提言を、正直に議論しな  
    いのだ。今でも、自民の全員が黙っているではないか!
    なぜなのか?


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バイソンの頭蓋骨の山(インディアンを兵糧攻めするために、殺しまくった)。

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ジョン・ガスト(John Gast)が描いた「アメリカの進歩(American Progress)」( 1872年頃の作品)。
西へ、バッファローとインディアンが追いやられて行く。

この絵はアメリカ人がよく口にした「明白なる使命(マニフェスト・デスティニー)」をあらわしている。アメリカ人がインディアンを征服し、黒人を奴隷にし、西部を開拓するのは神のお告げである。神の意志によって定められた運命である、という意味。アメリカの領土拡大、覇権主義を正当化する合い言葉として用いられた。

アメリカは、経済成長とともに西半球を独占した。
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        そして、太平洋を押しわたり、アジアに出てきた。
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「繰り返す『噴出』を止めるには、こうするしかない。」
          ハワイ国王の明治天皇への要請で始まった日系移民のハワイ王国への入植を、
            アメリカ人は「日本がハワイを乗っ取ろうとしている」と見た。そういえば、心理学
            に「投影」というものがあった。自分が隠し持つ欲望を他者に当てはめることだ。 
1993年に、民主党のビル ・ クリントン大統領並びに米国議会が、米国市民を代表し、ハワイ先住民に対して「ハワイ王国の転覆とハワイ先住民の自決権はく奪」について謝罪した。しかし、共和党主導の連邦議会からの反対にあったことが主な理由で、これ以降の認知と補償は行われていない。

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    フィリピン弾圧            フィリピンから支那

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邪魔者・日本は、
たたいて属領にした。
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       「門戸開放宣言」の中味







今、中国がアメリカをまねようとしているが、アメリカは中国をたたこうとはしない。
これに対して、日本は長期的な戦略を持ち合わせていない。
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