【有本香】 自民党は改憲をどう考えとるんだ?!

日本の国防方針は、昭和20(1945)年以来、「本土決戦」だった。
これはこの72年間、終始一貫しているのだ。
こんなことでいいのか?!
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SABER-RATTLING:サーベルをガチャつかせる(武力の誇示)、KNEE-RATTLING:膝がガクガクする(ガクブル)。
この絵には、「日本人は国防に当事者意識がない」ことがよく描かれている。
「本土決戦」は無理かも知れない。
【DHC】12/21(木) 有本香・萩生田光一居島一平虎ノ門ニュース】
17:00~
有本香 自由民主党とは、じゃ一体何でできた政党なんですか?自主憲法制定のために作った政党じゃなかったんですかね?
居島一平 うん、魂の部分のはずですよね。
それもね、きのうきょう自民党に来たような議員が言ってる訳じゃないですよ。あの、重鎮が言ってる訳ですからね。やっぱりだからね、これは自民党の中に改憲させたくない、ブレーキを踏む勢力があるんですよ。他党の問題じゃないんですね。ここをやっぱり自民党もよく考えなければいけないしね。で・・、そういう人たちが・・、今は一応ね、安倍政権が比較的強いからなんとなく治まってはいるんですけどね。自民党自体がかかえているやっぱり病っていうものか。私は今の政権でなくなった時に、一気に吹き出すような気もしますね。
アー・・・・・・。
でね、やっぱりそのここでのね、いわゆるモリカケと言われたような問題、これはメディアが仕掛けた倒閣運動ですけれども、やっぱりどうしてこういう事が起こるかと言ったらば、自民党の中にもこういう勢力があるからです。もうはっきり言ってしまえば、そこが連動しているからこういう事が起きるんですよ。

かと言ってですよ、自民党というのは比較的いろんな人を受け入れて行くみたいな所を「良し」としている。私はコレには異論あるけれどね。要するに、自民党という政党は極めて日本的で、イデオロギーとか考え方で人を選別しない。でもそれは「本来、政党としてどうなのか?」って所はあるんですよ。
で、「自民党っていったい何なのか?」と言うと、わりと地方のね、こう有力者って言うのかな、そういう人たちが寄り集まった政党みたいな感じなんですよね。だから理念とか思想ありきではなくて、まあ日本の社会、日本のちまた、地域を含めた地方を中心とした日本社会ですよね。まあそういうものの中の顔役とかね、親分とかね、そういうような人たちが勝ち上がってくる政党なんですよね。だから例えば町内会とか町会とか、そういう所の支持は自民党はしっかり持ってるじゃないですか。
だから「イデオロギーじゃないんだ」という良さはあるかも知れないけど、あんまり確かにイデオロギーで急進的になり過ぎるのは日本社会に向かないっていう点もあるんですが、

しかしね、やっぱりここは考え方をはっきりと党内で統一させるべきだと思います。でなければ、自由民主党という政党が立ち上がって、今日まであり続けた意味もないし。

それから過去にやっぱりそのちょっと引退しちゃったら、すぐ『赤旗』に出ちゃうみたいなね。
アーー、ハア。
あの方達が自民党を牛耳ってた時代がありますよ。先日お亡くなりになった野中さんとか、或いは古賀誠さんだとか、あと加藤紘一さんだとか、あの辺の方々っていうのは近年、要するに安倍さんの政権になってからかな、あたかもその自民党を心配して何かを言うためにとか・・。
良心派と言うか、ハト派とかリベラル・・。
しかしね、モノを言うんだったら、普通にモノを言えばいいんですよ。なにも『赤旗』に出る必要はない。だけど、ああいう方達が90年代なんかは自民党を牛耳っていた時代がある訳ですね。

恐らくその系譜というかね、実際に言えば自民党の中にいながら「護憲」なんだよね。