【馬渕睦夫】 日米近代史② 【支那事変の真実】アメリカはなぜ日本より中国を支援したのか
馬渕睦夫『和の国の明日を造る』第89回
放送【2018年4月18日(水)20:00〜21:00】
3:02 オープニング・トーク
あと一回で終了
第一部】【気になるニュース】
5:06 日米首脳会談と日本の内政・国防
12:30 シリア攻撃
これは、典型的なニセ旗作戦だ。
なぜ、映像の被害者は子供だけなのか?
CNNの芝居じみた報道姿勢をよく見よう。
グローバリズムは「思想戦」と「経済戦」が柱。どちらも国家の枠組みを超えた戦争である。
【支那事変の真実】
支那事変は、「日本と中国の戦争」ではない。中国の共産化をねらうコミンテルン(ソ連)と、中国経済を搾取しようとしていた英米の国際金融勢力がいた。英は主として上海のサッスーン財閥、米は主としてウォール街の資本家。
日本(中国の共産化を防ぐ) 対 英米ソ(中国を共産化する)
の戦争をしたのである。
支那の幣制改革(1935年11月)
中国民衆が持っていた銀をはき出させて、蒋介石政府の紙幣と交換させるもの。これは、英政府の最高経済顧問・リース・ロスによって行われた。中国経済の利権を独占したい英米の金融資本家らは、北支が日本の影響下に入るのを恐れていた。そこで、住民の銀を供出させて蒋介石政府の紙幣をつかませた。北支住民は、蒋介石に従わざるを得ない。もし、北支が独立でもしたら、手持ちの紙幣が紙くずになってしまうからだ。
銀行を通じた経済の掌握は、国際金融資本の得意技 。幣制改革に伴って断行された中国の銀行改革の内容を知ると、どのようにして国家の経済が一握りの国際金融資本家に握られていくのかが分かる。
こうやってカネ儲けしながら、北支の独立をはばんだのである。
西安事件(1936年12月)
中共は「長征」と詐称しているが、毛沢東は追い詰められて、実際は「大敗走」だった。米英ソは中共に肩入れするために、「西安事件」を起こさねばならなかった。この事件で「抗日統一戦線」を作り、蒋介石が実権を失った。
1936年から1937年にかけての二年間に、約100件の抗日テロ・排日貨事件が起きている。
http://tainichihate.blog.fc2.com/blog-entry-307.html
西安事件の真実を知れば、日本の支那での行動が侵略行為でないことは明白である。日本との戦争を望んだのは、国共合作が成った中国(共産党)とその後ろ楯になった米英ソであった。これが大東亜戦争の導火線になるのだ。
トランプ大統領の出現と英のEU離脱で2016年に終わった。現在はその調整期間である。
これからは、新秩序・ナショナリズムの時代になる。
これは「新ウェストファリア体制」と言うべきか、この見立ては伊藤貫氏と共通する。
44:50
【第二部】質疑の時間
48:47 はじまり(以下の質問に答える)
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。
【質問】初代ロスチャイルドの妻グートレ・シュナッパーの言葉に「私の息子たちが望まなければ戦争が起きることはありません」とあるようなのですが、戦争の多くは金融(資金と武器)と情報操作(偽旗作戦など)によって作られるものなのでしょうか?
日本列島は日本人の国。我々が責任を持つべきである。「外国人を入れてでも、経済を発展させる」という考えは間違いだ。
そうではない。
トランプが勝てば、2~3年で現在の日本のメディアは力を失う。
【質問】第二次世界大戦後、西欧が共産化しなかったのはなぜか?
【質問】中国共産党は70年目に入ったので、そろそろ終わるであろうと以前おっしゃっておりましたが、習近平も独裁を確立し、南シナ海での計画も進んでいるようで、まだまだ終わるようには見えないのですが、今後の米中対立で新たな展開はあるでしょうか?
【質問】今後のイスラエルに絡む中東情勢はどうなるか教えていただけたらと存じます。
ユダヤ人が国家を持つことは良いこと。「国家」として行動するようになるから。
【質問】人類は本当に進化・進歩しているのでしょうか。同じところをぐるぐる回っているだけでほとんど変わっていないのでは・・・?
進歩していない。進歩する必要はない。我々の魂の本質は変わっていない。そもそも”完璧な魂”をもって生まれてきている。日本の精神は”復古”(=古事記の世界観)。
【質問】トランプ政権からグローバリストが減りつつあるのは、トランプが勝利しつつあるということか?
【質問】今の国際金融資本家が操る貨幣経済システムがなくなる日は来ると思われますか?
民間人が通貨発給をしているのが、現在の問題。国民(=政府)が発給できるよう戻すべき。
【質問】地球全体の為に中国はどうあるべきと思いますか?
利己的な中国人の中国が民主化するのは、ありえない。放っておけばよい。
1:16:40 おわり