小池百合子に見る虚飾社会・日本(後編)

「いわんかな」~日本の国益を考える会~ 第13回 第2部(後半)
時間:52分
収録日:2018年7月5日

出演:(左から順に)
日下公人(評論家)
塩見和子(日本音楽財団理事長・国際同時通訳の第一人者)
馬渕睦夫(元駐ウクライナ大使・元防衛大学校教授)
堤堯(ジャーナリスト・元文藝春秋編集長)
福島香織(ジャーナリスト・元産経新聞記者)
高山正之(ジャーナリスト・元産経新聞記者)
志方俊之軍事アナリスト・元陸上自衛官陸将)
<後編>小池都知事は今何を考えているのか?誰にも注目されず、地道な都政を実行しているのか?五輪の都知事として活躍するには、再選を果たさなければならないが、その事で頭が一杯か、国政への転身工作か。
何はともあれ、五輪ではなく東京直下型地震に備える地道な政策を実行せよ!それがまずは都民の願いでは無いか。政治が弱くなる時こそ、天災に備えなければならない。

<#13-2 後半・目次的なもの>
・歴代東京都知事を振り返る
 美濃部亮吉(3期 / 任期:1967年-79年)
 鈴木俊一(4期 / 任期:1979年-95年)
 青島幸男(1期 / 任期:1995年-99年)
 石原慎太郎(4期 / 任期:1999年-2012年)
小池氏の虚飾を許しているのは選挙民ではないか?
日本の首相が公選制でなくて本当に良かった。 
・少なくとも豊洲&築地問題は、小池氏にケリをつけさせなければいけない
東京五輪は間に合うのか?五輪会期中は東京から脱出すべき?
・これまで様々な物事や人をポイ捨てしてきた小池氏。都民ファーストの会希望の党に続き、都知事職もポイ捨てですか?
玉木雄一郎は他人のフンドシで相撲を取るその代表
・検察は何を忖度しているのか?
新聞をはじめとするマスコミは、ニュースを選ぶ力がもう無い
・注目されないと気が済まない小池百合子氏、このままでは途中で放り出す可能性も大
・逆に言えば、都知事とは着々と地道に仕事をしていただきたい

<東京直下型地震対策の問題>
東京都知事は五輪よりも、「地震災害対策」を命がけでやらなければならない
・東京都の問題は、耐震対策されているビルの脇に、木造住宅が密集しているところ(木密地帯)
・震災で復旧が長引くのはガスと水(電気は早い)
・東京都では千代田区(皇居周辺)が最も安全
・危険な炎のリングに注意
 →環七・環八の乗用車と周辺の木造家屋(木密地帯)が燃え、環状型(リング型)に広がるとの予測がある。歩いて都心から郊外へ帰るのはNG。
・内側(山手線内)に逃げるか、より郊外(多摩・神奈川・埼玉・千葉)に逃げるかの判断が重要
大江戸線(鈴木都知事が建設)は、核シェルターになる
・日本に天変地異はつきもの。日本人は無常観で育ってきた民族
 〜色は匂へど 散りぬるを / いろはにほへと ちりぬるを〜
・お上があてにならないようなら自衛するしか無い
社会党民主党、そういった政治の空白・転換期に震災・災害が起きたのは偶然だろうか?

<小池氏と女性活躍社会問題>
政治の世界で、女性は下駄を履かされすぎ。実力でポジションを勝ち取っていない。または広告塔。
・現状、女性リーダーはいざという時のリスクマネジメントができていない。窮地に陥った時「女」を出すのはNG
小池百合子氏が都知事の間に直下型大地震に見舞われないように
・悪妻/愚妻を持つ男は、よく働く。なぜなら家に帰りたく無いから!(笑)
・「女性が輝く社会を!」は認識が間違っている。日本は古来より女性は輝いて働いていた。
小池百合子ブームという悪循環(マスコミの悪影響)
・都議会はなぜもっと追求しないのか?
・都議会とはそもそも「江戸村」であり、自民党から共産党まで一緒になって談合する場所
東京都知事たるもの、日本が良くなるためには東京はどうすべきか、という視点が欲しい