【日下公人】 移民と奴隷を考える

「ひとりがたり日下公人
#3 移民と奴隷・ブラジルと北海道の話 
収録:2018年9月27日 時間:39分
2018/10/20 に公開
移民とは何か?開拓精神溢れる人とはどんな人か?日本には移民(外国人居住者)がこれから増えると予測される中、日本に住む日本人はいかに対処すべきか?自らの未来は自らで掴めと、日下先生は語っておられます。ぶら下がるな!飛び込め!

<目次的な!>
---ブラジルからの手紙---
・番組を観たブラジル在住の田附正甫さん(サンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス市在住・76歳・日系移民の子弟に日本語を教える元教師)よりメールを頂戴しました。(一部朗読)

<ブラジル移民の話>
・何故ブラジルに日本人が沢山いるのか
・1908年(明治41年)移民第1号の781人が東洋汽船の「笠戸丸」でブラジルに渡った
・ブラジルは世界最大の日系人居住地、160万人の日系人が住むといわれる
・ブラジル(人口約2億人)の公用語ポルトガル語
 1500年以降 ポルトガルの植民地だったブラジルは、1807年のナポレオン戦争ポルトガルがフランスに敗れたタイミングで独立する
・ブラジルは元々牧畜民が多いので肉中心の食事だったが、日系移民が来てから色々な野菜を食べるようになった。「日本人はブラジルの食卓を豊かにした」と言える(田附さん情報)
・なぜブラジルに日本から移民が行ったのか?
 →黒人奴隷が値上がりしたから
・日本人の働く力、教育力はどこの国へ行っても発揮される
 本国の地位が高まればなおさらそうなるだろう

移民問題
・欧州の移民問題は、自分たち白人が奴隷を求めて世界中へ出て行ったツケ
日本の人口が減った場合難民移民は来ませんか?
 →入れるな!
・日本に住み着いている移民のことを、地方自治体はどう考えているのか
・日本に移民してきた外国人とはどう付き合うべきでしょうか?
・ルールを決めること(線引き)が大事 今は、金を持ってるかどうかでしか判断していない
どこまで行ったら政治は移民問題を真面目に考えるのか
どこかでカタストロフィー(悲劇的な結末)が来るのではないか
・行政(や地方)は現金が欲しいと思っている
・日本人になろうとして必死に勉強する外国人もいる
・日本にいる外国人への教育
日本人は最高の文化生活をしている
日本人が外国人の仕事に満足できない
・外国人、移民問題の進み方が遅いのは、日本人が金持ちだから
・これからどうなりますか?→いかようにもなる(日本人の心がけ次第)
・外国人の悪さと熱意は凄いものです

<北海道の話>
・安倍首相の今後の3年間について
北方領土について
・北海道の甘えた根性はそれくらい言わないと治りません!
・「ニトリ」(札幌の企業)は頑張っている。創業者は似鳥昭雄
・北海道の人は皆怠け者ですから使いません、と北海道の経営者が言っている
・北海道の七悪人(北海道庁北海道新聞北海道大学・・・)
・北海道でちゃんと働いている人は賛成、ぶら下がっている人は反対(日下先生の考えに)
・"特区"制度は北海道のためにある(のに使わない)
・日下先生なら北海道どうされますか?
・ブラジルと同じで、元々は開拓精神溢れる人が北海道に渡ったのですよね?
・開拓精神はどこにあるのか?
・「日本人は〜」という話のアホらしさ
・日本以外をよく知らない日本人
・「××人」ではなく個人の力が重要
・頑張れる人と頑張れない人の違いはあるのか

<開拓者魂>
・北海道北端「利尻」の昆布を求めて訪ねた話
・自分で飛び込まなきゃ美味いものは食べれない
(自分で飛び込まなきゃいい記事は書けない)
(自分で飛び込まなきゃ宝は得られない)
・普通のメディアがなぜ真実を知らないか?
・それはメディアの人の給料が一般市民より高いから?