米国が「中国食品輸入検査を日本に学べ」ですと…

輸入検査体制、日本式に学べ

中国食品問題で米下院委報告書

産経新聞        2007年10月8日
【ワシントン・渡辺浩生】有害な化学物質が含まれた中国輸入食品が相次いで見つかった問題で、米下院エネルギー・商業委員会は「日本式」の安全管理方法を見習って、米食品医薬品局(FDA)の輸入食品検査体制を見直すべきだとする報告書を公表した。
 報告書は危険食品の輸入を阻止するには、安全検査の実施が輸入食品全体の1%以下であるFDAの体制見直しが不可欠だと指摘。見直しのモデルとして「日本式」に着目している。
 日本は2002年に冷凍ホウレンソウから基準値を上回る残留農薬が検出されたことから、安全管理を強化した。
 中国と合意の上で、食品の種類ごとに、日本への輸入を認める農場や工場の数を限定することで、広範な検査を実施させている。
 しかし米国では、日本のような輸出食品の生産段階での管理検査体制は整備されていない。
 報告書は「日本モデル」の秘訣は「業者の絞り込みにある」と指摘。ディンゲル委員長(民主党)は「日本は中国輸入食品からの消費者保護に成功した」と「日本モデル」を称賛した。


アメリカは、日本がBSEで騒いでいる時に背骨つき牛肉を輸出してくるようなザツな国です。こんな国に誉められても安心できません。日本は重金属汚染については、検査体制が整備されていません。中国食品については、引き続き監視し、厚生労働省を突き上げるべきでしょう。