最も環境破壊の進んだ海域：東支那海から対馬周辺！
引用元：http://www.technobahn.com/news/2008/200802160103.html
一部、編集。
国際研究グループ、最も環境破壊が進んだ海域は東支那海と北海
この記事は「最も環境破壊が進んだ海域は日本海と北海」の表題で発表されたが、「日本海」は不適なので「東支那海」に変更した。
【Technobahn 2008/2/16 01:03】生態系に与える環境変化などの観点から全世界の海域を対象に行った調査・研究の結果、地球上でもっとも環境破壊が進んだ海域は東シナ海から対馬周辺にかけての海域と北海のイギリス・スコットランド東岸の海域であることが14日、全米科学振興協会（American Association for the Advancement of Science）での研究発表により明らかとなった。
一部、編集。
国際研究グループ、最も環境破壊が進んだ海域は東支那海と北海
この記事は「最も環境破壊が進んだ海域は日本海と北海」の表題で発表されたが、「日本海」は不適なので「東支那海」に変更した。
画像は研究グループが製作した海洋の環境破壊の度合いを示すマップ
画像提供：B.S Halpern この研究発表を行ったのは米生態学の分析と総合に関するナショナルセンター（National Center for Ecological Analysis and Synthesis）のベンジャミン・ハルパーン博士を中心とする国際研究グループ。
研究グループは、魚の乱獲、海水面温度の上昇具合など環境破壊に関する17のデータ項目を使って、それらがサンゴ礁、大陸棚など20の異なる環境の生態系にどのような影響を与えているかを、全世界の海洋を対象に１平方キロメートル単位で細かく分析。その結果、地球上でもっとも環境破壊が進んでいる海域は東シナ海の中国沿岸から日本海の対馬海峡・朝鮮海峡の海域と、北海のイギリス・スコットランド東岸の付近であるということを突き止めた。
研究グループは、魚の乱獲、海水面温度の上昇具合など環境破壊に関する17のデータ項目を使って、それらがサンゴ礁、大陸棚など20の異なる環境の生態系にどのような影響を与えているかを、全世界の海洋を対象に１平方キロメートル単位で細かく分析。その結果、地球上でもっとも環境破壊が進んでいる海域は東シナ海の中国沿岸から日本海の対馬海峡・朝鮮海峡の海域と、北海のイギリス・スコットランド東岸の付近であるということを突き止めた。
研究グループでは、何百万人もの人類が海洋の生態系の恩恵を受けて生活している、とした上で、今回、環境破壊がもっとも進んでいると判明した海域の近隣諸国は早急に海域の環境破壊を食い止める努力をしなければならないと警鐘を鳴らした(以上、引用終わり)。
関連記事：http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2351166/2644876
関連記事：http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2351166/2644876
次に、既に知られた衛星画像を紹介します。
これらの衛星写真は、クリックすれば、さらに拡大します。
2004/10/7 中国東岸の衛星画像
渤海湾の黄河河口一帯の濁りが「黄河が運ぶ黄土のため」だけとは、誰も信じないだろう。長江河口をはじめ、中国沿岸一帯も濁っている。むしろ、長江河口の南（杭州湾）北（江蘇省沿岸）の方が、汚染度は高い。
2005/3/14 朝鮮半島西岸の衛星画像
朝鮮半島西～南岸の濁りは異様だ（韓国に比べれば、北朝鮮はまだかわいい）。それは、次の日本周辺の海と比較すれば明白である。
2004/9/16 日本沿岸の衛星画像
東京湾や伊勢湾でさえ、朝鮮半島西岸ほど汚れていない。韓国および中国の海洋汚染の凄まじさが、2004～2005年の衛星画像から既に想像できた訳だ。 衛星画像から、東シナ海・渤海湾・朝鮮半島南～西部の海洋汚染は見て取れるが、今回それが「海洋の環境保全の視点」から明らかにされた。
中国が引き起こしている海洋の汚染と環境破壊は深刻である。華南の洪水で海に流出した流木が、五島列島に押し寄せたのは、去年のことだった。先日の「沖縄に漂着する中国のゴミ」は、海洋汚染のごく一部に過ぎない。
http://blogs.yahoo.co.jp/tatsuya11147/40765261.html
「長江三峡ダムの放水で赤潮の懸念」
http://jp.epochtimes.com/jp/2006/12/html/d82082.html
中国が引き起こしている海洋の汚染と環境破壊は深刻である。華南の洪水で海に流出した流木が、五島列島に押し寄せたのは、去年のことだった。先日の「沖縄に漂着する中国のゴミ」は、海洋汚染のごく一部に過ぎない。
http://blogs.yahoo.co.jp/tatsuya11147/40765261.html
「長江三峡ダムの放水で赤潮の懸念」
http://jp.epochtimes.com/jp/2006/12/html/d82082.html
一方、韓国の廃棄物海洋投棄も重大だ。韓国紙から以下の記事を挙げることができる。
「廃棄物投棄：ゴミで死んでいく東海（上）」
http://www.chosunonline.com/article/20080211000030
対馬海流の源流にあたる「東シナ海から朝鮮半島南部の海域」の汚染は、日本海の海産物の汚染を意味する。東シナ海北部を発生源とするエチゼンクラゲの、日本海沿岸における大発生は記憶に新しい。海産物の重金属汚染は、特に生物濃縮について警戒すべきだ。「水俣病」は過去の病ではない。
「廃棄物投棄：ゴミで死んでいく東海（上）」
http://www.chosunonline.com/article/20080211000030
「廃棄物投棄：ゴミで死んでいく東海（下）」
http://www.chosunonline.com/article/20080211000031
「韓国、廃棄物を日本の大陸棚に投棄（「海洋投棄区域」の設定ミスを放置）」
http://www.chosunonline.com/article/20080211000028
「韓国のゴミ海洋投棄の実態（下水汚泥の７０％が海へ）」
http://www.chosunonline.com/article/20080211000034対馬海流の源流にあたる「東シナ海から朝鮮半島南部の海域」の汚染は、日本海の海産物の汚染を意味する。東シナ海北部を発生源とするエチゼンクラゲの、日本海沿岸における大発生は記憶に新しい。海産物の重金属汚染は、特に生物濃縮について警戒すべきだ。「水俣病」は過去の病ではない。
