中国大使館からの電話で沈黙する日本のテレビ局

青木直人BLOG(2009年2月26日)」より
 出典:「仙台のおじいちゃん」http://aoki.trycomp.com/2009/02/post-156.html

 
 上海の外人投資家向けに分譲された高級マンションで、中国当局が日常的に盗聴を行っている。
 いまでも講演に行くと、この手の話や相談ごとがものすごく多いのです。
中国情報の陥穽。それはまずい情報が、なかでもマスコミには一切出ない構造的システムが存在していることなのです。





先のマンション盗聴の話をかりに、テレビで話したとすれば、直ちに麻布の中国大使館からテレビ局に電話がかかってきます。






「なんであんな友好的でない、嘘の報道をするのか」。これでまず日本のメディアは沈黙します。バーターで「本邦初公開!衝撃の中国映像!」の取材が許されます。ビザを出すのは外務省の新聞処です。











このブログを見ておられるマスコミ関係者なら誰でも知っている「常識」ですよね。




ただし、それは同時に、情報のインナーサークルのメンバーだけが共有するタブーでもあるのです。

 そんな生々しい実話が表に出ることは稀です。それは今後も変わらない。
日本国中一木一草に至るまで欺瞞の「友好劇」が今もはびこっているのです。

これが言論の自由が保障されているはずの民主主義国ニッポンの実態なのです。