韓国は「歴史のでっち上げ」をやめろ!

もうよい、韓国人よ、正気にもどれ。韓国の歴史教科書がひどい内容であることは、韓国の心ある人々はもうみんな知っている。日本人も、非良心的・反進歩的知識人以外はみんな分かっている。タイムマシンに乗ったつもりで、過去の事実を書きかえれば書きかえるほど、現在との矛盾に苦しむのは寧(むし)ろあなた方なのだ。

出典:古田博司「史実書きかえは韓国の方が困る」(産経新聞「正論」2010年8月16日)

非良心的・反進歩的知識人:従来,「良心的・進歩的知識人」と「言われてきた」人種のこと。

古田氏は朝鮮のことを「日本植民地」と表現しているが,私は賛成できない。
戦前の文章には「北海道を植民地」とする表現が普通に出てくる。石川啄木の文章でも,見たような気がする。北海道も朝鮮も,日本人は「植民地」と表現したのだが,これでは世界史的に「非人道的な欧米の植民地政策と混同される(欧米人は,アジア・アフリカの現地住民を人間と考えていなかった)」。実際,韓国人はそれを知った上で混同させているフシがある。「謝罪→賠償」が,それである。
 朝鮮総督府は治山治水につとめ,日本政府から金を借りて殖産興業した。道路港湾や鉄道・大学を作った。日本の東北地方は,賊軍の地として「朝鮮半島よりも」後回しにされた。
 今,韓国の教師は,「○○年,△△線開通」と言うべきところを,「○○年,△△線の鉄道敷設権を(日本に)奪われた」と教ている。そもそも,当時の朝鮮に技術があったのか?資金があったのか?近代的製鉄所もなく,欧米技術を導入する高等教育機関もなかった。貨幣経済社会もなく,日本の平安時代さながらの身分制度でがんじがらめに縛られた,衛生にも無知な清の属国から離れて間もない大韓帝国があっただけだ。
 京城帝大などの高等教育機関の設置も,おおかた「大学設立権を奪われた」と教えるのだろう。戦後いちはやく工業国として韓国・台湾が出発できたのは,戦前の日本の統治のおかげである。
 フィリピンはスペインの後にアメリカの植民地になったが,鉛筆の製造さえできないありさまだった。これが欧米の植民地経営のやり方である。
 世界史的に,朝鮮併合または韓国併合は,欧米の植民地政策とはちがうのだと,区別して理解すべきである。


古 日韓歴史共同研究委員会も似てますよ(笑)。当事者なのであまり詳しくはお話できないのですが、たとえば意見が対立しますね。日本側の研究者が「資料をご覧になってください」と言うと、韓国側は立ち上がって、「韓国に対する愛情はないのかー!」と怒鳴る(笑)。

関 「ない!」と答えてはいけないのですか(笑)。
私は,
甘ったれるんじゃ,ねえっ!
と言いたい。
古 さらに「資料を見てくれ」と言い返すと、「資料はそうだけれど」とブツブツ呟いて、再び「研究者としての良心はあるのかーっ!」と始まるのです。

関 歴史の実証的研究では韓国に勝ち目はないでしょう。事実よりも自分の願望と言うか、「かくあるべき歴史の物語」を優先させるようですから。
(中略)
古 民族的感情を満足させるストーリーがまずあって、それに都合のいい資料を貼り付けてくるだけなんですね。当然、それ以外の様々な資料を検討していくと、矛盾、欠落、誤読がいっぱい出てくる。

櫻 それは、韓国の大学の歴史研究者ですか。

古 イエス。これは韓国の伝統的な論争の流儀であり、思考パターンなのですね。李朝時代の両班儒教論争も、みなこれですから。
出典:http://kazstomach.crafthand.com/?eid=220