【馬渕睦夫】 #31 新嘗祭(にいなめさい)と日ロ関係
馬渕睦夫「和の国の明日を造る」 第31回
放送 【2016年11月23日(水)20:00〜21:00】
放送 【2016年11月23日(水)20:00〜21:00】
テーマ:
2:20 新嘗祭
17:50 日ロ関係(その1)
44:35 質疑の時間
45:03 陛下の譲位問題で、なぜ皇太子のことが出てこないのか?
47:41 中国の海軍力の増強について。
48:40 ロシアとの交渉で、「領土を取り戻さないと敗北」とメディアが言っている
が?
50:55 GHQの指示を、日本人はなぜいまだに守るのか?
51:32 TPPはどうなるのか?
オバマは2014年の年頭教書でこう言っている。
ビジネス・ルールに従わせるためのものだ。」
メディアは、攪乱宣伝をしている。
53:26 宮内庁の挙動は、おかしいのではないか?
53:43 朝鮮半島情勢は、どうなるのか?
出るのか?
57:20 ロシアは、信用できるのか?
58:10 ジョージ・ソロスは、世界の人権団体や活動家に資金提供しているの
か?
58:45 メドヴェージェフはプーチンの敵か?
1:00:31 小野善一朗(著)『新嘗のこころ』の紹介
50:55 GHQの指示を、日本人はなぜいまだに守るのか?に関係して
(2016年2月29日、日本工業倶楽部での講演に依る)
南北戦争、あれは奴隷を解放するために戦った戦争ではない。
しかしその理想もまた、暴力でしか実現できなかった。それが南北戦争です。それによって強引に統一国家になった。南部にはたくさんの問題があったのに、全部切り捨ててしまった。北から南の制圧には凄まじいことが行われた。
その制圧の仕方を真似したのが、実は日本征服なんですよ。
北アメリカ(北軍)が南アメリカ(南軍)を抑えるときにとった政策、たとえば公職追放、指導者を牢屋にぶち込んで罪の意識を与えて、しばらくしてある段階になって釈放し、従順な知識人を復活させて自分たちの方に取り込むという、アメリカ占領軍はこの北軍のやり方をそっくり日本に当て嵌めました。
それが自由民主党の生まれた所以です。それから日本は肝どころを握られ、ずっと支配されっぱなしである。
この間、安倍首相の戦後七十年談話に先立ち、外務省主導の21世紀構想懇談会がつくられ、先の戦争を「侵略」戦争と首相に言わせようとした北岡伸一さんという座長がいましたね。
懇談会のああいう人士は、いまでもアメリカのコントロール下にあると考えるべきです。少なくとも外務省がアメリカの顔色を窺って、人選に自己規制をかけていると見るのが至当で、「侵略」はそれ以外には考えられない唐突な発言でした。
征服と大虐殺を夢見るアンクル・サム
其の後、ドイツがやられ、日本がやられ、ロシアがやられ、いま中国がやられかけていますが、さてどうなるでしょう。
地球は再び大破壊を被る。あと10年先か20年先か分かりませんが・・・・・・。そうなる前に、アメリカが覇権意志を本気で捨て、ドル支配もなくなり、地球はカオスに陥るかもしれません。
何が起こるかわからないんです。
オバマのたそがれ